2017年9月に甲南学園創立100周年記念事業のひとつとしてオープンした「KONAN INFINITY COMMONS(愛称:iCommons)」。学びはもちろん、クラブ活動に励んだり、先生や友人と交流する場として、さまざまなサービスや環境が整った施設です。
iCommonsを利用する甲南生の一日をレポートします。
今日は朝から友人とCAFFÈ & BAR PRONTOで待ち合わせ。朝から集まれる場所って意外と無かったよね。トーストセットとコーヒーで空腹をみたし、ゼミでのプレゼンテーションに向けて打ち合わせスタート。Wi-Fiもつながるし、カウンターではコンセントも使えるので、ワークスペースとしても気軽に利用できるのが便利。いつもにぎやかなキャンパスも、この時間はまだまだ半分眠ったような空気で、いつもよりずっと静かな環境。おかげで打ち合わせもスムーズに。
アメリカンフットボール部のチームメイトとガラス張りのトレーニングルームで筋トレ。iCommonsができてからは授業の合間でもこうして身体を鍛えられるので、時間が有効活用できる。「次はボルダリングしようぜ」と友人が壁の方を指さす。ボルダリングとは色とりどりのオブジェのような突起をつかみ壁を登るスポーツのこと。やってみると意外に筋肉が震え出す。新しいトレーニングとして楽しめそう。
キャンパスでの楽しみのひとつといえばやっぱり学食!今日はゼミ仲間といっしょに学生食堂へ。1300席もあってゆったり食事できるのが魅力。学生食堂に隣接したオープンスペースのAgoraでは、クラブ活動の発表会がおこなわれることも。チアリーディング部がダンスを披露した時には、観客席を兼ねた大階段で大盛り上がり!今後のイベントにも期待大。
iCommonsの3F,4FにあるUnionというプロジェクトルームへ。ここは学生たちが自由に予約して利用できる、ミーティングスペース。今回はゼミメンバーと集まり、次回のゼミでのプレゼンテーションに向けた最終ミーティング。プロジェクターで資料を投影しながらディスカッションしたり、プレゼンの担当を決めたり、やることがたくさん。なんとか無事発表できそうだ。
卒業後の人生を左右する就職活動。先輩たちからも「早めに準備した方が良い」とアドバイスされている。そこで授業までの空き時間を利用してキャリアセンターに向かい、インターンシップや公務員試験対策の資料をもらうことに。オープンな雰囲気、ビジネス系の雑誌なども置かれた空間では、気軽にくつろいでいる人もいる。セミナーなどのプログラムもいろいろ開催されるそうなので、これからはときどき来るようにしよう。
5限目の授業も終わり、一息つくためにブックカフェへ。面白そうな本を探したあとは、コーヒーを片手に隣接するカフェエリアに移動。オープンテラスもあるけれど、今日はインドアのテーブルに座り、気になっていた本のページをすぐに開く。専門書や参考書を読むならキャンパスにある図書館の方が集中できるけれど、カフェのようにリラックスして読みたいならブックカフェの方がうってつけ。ドリンクやサンドイッチなどのカフェメニューもあるし、息抜きするには最適な場所だと思う。
iCommomsには文化会系クラブの部室が集中しているうえ、部室前には共有ラウンジもあるので、所属クラブを越えた交流もさかん。しかも茶室やキッチン、アトリエなどもできたので活動の幅が広がったクラブも多いとか。いろんな文化系クラブの活動がますます活発になっている。サークル活動している学生も、プロジェクトルームができて打ち合わせがしやすくなったみたい。居心地がいいのか遅くまで残って活動している学生が増えたかな。