学部・学科での専門的な学びだけでなく、国際交流や読書、ボランティアやスポーツといった成績評価には表れにくい力を評価認定する制度。それがKONANサーティフィケイトです。
今回は、実際にライブラリおよびボランティア・サーティフィケイトの評価認定を受けた学生にインタビュー!読書習慣を身につけて情報探索・発信力を磨いたり、ボランティア活動に励むサーティフィケイターたちを紹介します。
ライブラリ・サーティフィケイトに挑戦しようと思ったきっかけは?
「もともと本を読むのが得意ではなかったというか、一冊を最後まで読むことができない性分だったんです。でも文学部に入ったからには、このままではダメだと。いままでの自分を変えたくてライブラリ・サーティフィケイトの取得をめざすことにしました」
ライブラリ・サーティフィケイト取得のためにどんな活動を?
「決められた冊数を読んで書評を書くのはもちろんですが、図書館でのイベントやボランティアに参加したり、図書館利用を促進するための企画も考案しました。たんに読書習慣を身につけるだけではなく、行動力や企画力を高めることも求められます」
いま目標としていることを教えてください。
「やはり1級の取得ですね。100冊読むという認定基準もようやく95冊まで到達しました。企画については、iCommonsでの書評展示会や1年生向け読書案内といったイベントを考えています。これらを達成して1級取得することが4年次での大きな目標です」
サーティフィケイトという制度をどう思いますか?
「認定を受けるための基準をクリアすることは大変ですが、段階的に目標設定されているのでやりがいがありますね。読書、つまり本との関係は、大学時代だけでなくこれから一生続いていきます。この制度を通じて身についた読書習慣は、自分の知的好奇心を目覚めさせる手段として、卒業後もずっと役立ってくれると思います」
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- 読書習慣を身につけ、基礎的な情報探索能力を習得したと認められる者。探究心・持続力(20冊以上の読書)、情報探索力(基礎)、表現力。
- 読書習慣を身につけ、応用的な情報探索能力・情報発信力を習得したと認められる者。探究心・持続力(50冊以上の読書)、情報探索力(基礎・応用)、表現力、行動力。
- 総合的かつ能動的に図書館を活用する能力を習得したと認められる者。探究心・持続力(100冊以上の読書)、情報探索力(基礎・応用)、表現力、行動力、企画力。
ボランティア・サーティフィケイトに挑戦しようと思ったきっかけは?
「もともとボランティア活動に興味があり、大学入学をきっかけに活動をはじめました。サーティフィケイトの存在を知ったのは、その後ですね。なので、挑戦したというよりも、それまでのボランティア活動によって1級を認定してもらったという感じです」
どのようなボランティア活動をしているのでしょう。
「1~2年生は、他大学の学生とも連携して、東日本大震災の復興支援をおこないました。現地を2回ほど訪れて、仮設住宅でのお茶会や児童館での縁日などを開催しましたね。いまは、神戸を中心に献血への呼びかけや、献血を推進するイベントの企画・広報をおこなっています」
大学のキャンパスでも活動しているのですか。
「学内でも、献血の必要性を甲南生に理解してもらうために献血セミナーを開催したりしています。大学にある地域連携センターとも協同しながら活動していますよ」
サーティフィケイトという制度をどう思いますか?
「クラブやサークルで良い成績をだせば表彰されることもありますが、ボランティアのように個人で参加する活動は、なかなか目に見える形で評価されにくいですよね。ぼくの場合は、サーティフィケイトを取得する前からボランティアに励んでいたわけですが、やはり自分の活動が認められるのはうれしかったです。ますますやる気を高めるきっかけになりました」
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- ボランティアに取り組む力(20時間以上)を持つとともに、ボランティア・地域連携に必要な探究心・発信力などを持っている。
- ボランティアに継続的に取り組む力(40時間以上)を持つとともに、ボランティア・地域連携に必要な探究心・発信力・企画力・行動力などを持っている。
- ボランティアに継続的に取り組む力(60時間以上)を持つとともに、自分で地域の課題を発見し、その解決のために主体的に活動できる力を持っている。
大学での評価といえば、これまでは学部・学科での授業や試験による成績評価のことでした。しかし学生一人ひとりの個性を尊重する甲南大学では、成績評価だけでは見えづらい学生の力も認定し、その努力を評価したいと考えてきました。そこで誕生したのが「KONAN サーティフィケイト」です。現在はグローバル、ライブラリ、ボランティア、スポーツという4つの分野で、一定の評価基準を満たした学生たちにサーティフィケイトの認定をおこなっています。自分の個性と力を自覚して、自信をもって行動できるよう、これからも学生たちのさまざまな挑戦を応援していきます。