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    震災復興から生まれた癒しと成長のための場 ―学生相談室の多彩な活動

    2016年7月07日(木) 共通教育新着情報
    甲南大学には、全国でも有数の機能と設備をそなえたカウンセリングセンターがあります。21年前の阪神淡路大震災の経験から生まれた心のケアと成長のための機関です。センターのなかには、地域の人々に向けた「心理臨床カウンセリングルーム」と、学生や保護者の方々に向けた「学生相談室」があり、在学生なら何度でも無料で利用することができます。
     
    「相談室」というと、何か悩みをもつ人だけが行くところと思うかもしれません。実際、高校までの校内にある相談室は、カウンセラーや教育相談の担当の先生と面談をする、狭い部屋であることがほとんどです。でも、甲南大学の場合は、ちょっと違います。
     
    まず、校舎棟から少し離れた山沿いの、回廊型の建物全体が癒しの空間となるよう設計されており、中央は水庭になっています。サロン室と名付けられたフリースペースがあり、空き時間にゆったりとくつろいで過ごせるようになっています。もちろん、悩んだときは、カウンセラーと精神科医師が個室で相談に乗ってくれますが、それ以外でも、畳敷きの広い和室や、屋外の畑、陶芸窯などがあり、さまざまなプログラムに参加することができます。
     
    大学は学問をするところ、専門的知識を高めるところであることは、昔と変わりません。でも、何のためにそれを学ぶのか、自分自身はいったい何を実現したいのか、あわただしい毎日に疲れてしまったときにはどうしたらよいか、心にゆとりを取り戻し、じっくりと考え、仲間と一緒に感じてみることも同時に大切です。学生相談室では、受験生のみなさんの見学も歓迎しています。開室時間を確認の上、予約をしてお越しください。
     (文責:専任カウンセラー 高石恭子)

    グループプログラム“Reアワー”で合作したフラワーアレンジメント。カウンセリングセンターのエントランスから水庭を臨む。

        
    和室グループワーク室で、抹茶を点てる体験中。


    文学部のNゼミと合同で、蕎麦打ち体験。自分で粉から作った蕎麦ののど越しは最高!
     
    学生相談室に隣接した畑で育てたジャガイモを収穫(夏)。ミミズが出てきて、キャー!
     
    サツマイモを収穫して、お菓子作りをします(秋)。たまに、保久良山から降りてきたイノシシに先を越されることあり。
     
    初夏の住吉川へ、みんなでお出かけ。カウンセラーも一緒に、なごむひとときです。

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