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英語でいけばなを
2016年7月05日(火) 共通教育新着情報
甲南大学は年間を通じて、留学生を受け入れています。現在、夏期日本語集中講座が開かれており、ハワイ大学、イリノイ大学など、提携大学から21人の学生が来校しています。留学生は毎日日本語の授業を受けていますが、月曜日の午後はJapan Studiesという日本に関する英語の講義があります。
6月20日(月)はいけばなの講義+体験がグローバル・ゾーンの「あじさいるーむ」で行われました。いけばなと西洋のアレンジメントの違いや、いけばなの歴史の講義を受け、典型的ないけばなのお手本の実演を見た後、一人一人が自由に花をいけました。全員初めての体験でした。自分の作品をスケッチして最後には作品についてクラスで発表しました。何度もいけ直す人もいれば、潔くさっといける人もいて、人それぞれでしたが、最後は全員仕上がって作品名もつけて、発表は盛り上がりました。甲南大学の学生も数名聴講して、一緒に楽しんでいました。なお、いけばなの講師は、私が務めました。ふだんは甲南の学生に英語を教えていますが、いけばなの真生流師範の免許を持っていて、年に1-2回、留学生にいけばなを教えています。毎回新たな発見があっておもしろく、勉強になります。
(文責・国際言語文化センター教授 伊庭 緑)