2025年6月21日（土）に「卒業生教員による講演会」を開催し、甲南大学理学部を卒業され、現在は神戸市立神戸工科高等学校校長を務められている村上昌也氏に講演いただきました。
　当日は「子どもの未来の教育環境を作ることの大切さについて」をテーマに、神戸市では2026年度に部活動を終了し、生徒が地域の方々とともに活動する「神戸の地域クラブ活動」＝「KOBE◆KATSU（コベカツ）」が始まるなど、大きく変わりつつある教育現場、それに伴い変化を求められる教職員について、ご経験に基づいたお話をしていただきました。

講演を聞いた学生からは以下のような感想がありました。
・社会人になることへの不安感があったが、講演会のお話を聞いて、教員になった時のビジョンが見え、今の悩みが少し軽いものになった。
・神戸市の教員を志望しており、神戸市の具体的な取り組みを聞くことができた。「今後の教育の流れを知る」というお話が大変興味深かった。
・教員は「裁量権と決裁権」を持つ、責任のある職業なので、そのことを忘れることなく常に生徒たちを向き合う必要があると感じました。

学生にとって改めて「教員」という職業を見つめなおす機会となり、今後の勉強の励みになったと思います。

★教職教育センターでは教育職員免許状の取得支援のみならず、各自治体の教育委員会と連携した学校ボランティア・インターンシップの実施、また、教員採用試験を受験する学生を支援するために、対策講座の開講など、さまざまなプログラムを用意しています。
甲南大学で取得できる教員免許状などについては、HPをご覧ください。
https://www.konan-u.ac.jp/ktec/jyukensei
（教職教育センター事務室）