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    基礎共通科目「芸術史」で「EXPO’70アート・ドキュメンタリー映画製作」

    2023年6月02日(金) 共通教育新着情報 お知らせの一覧

     甲南大学人間科学研究所の2023年度プレミア・プロジェクトとして、共通教育科目「芸術史」の中で、学生たちとともに、1970年の大阪万博(EXPO70)に関するアート・ドキュメンタリー映画を製作しています。映像作家として世界的に活躍中の寺嶋真里監督と受講学生たちが協働して、この授業を1本の「アート・ドキュメンタリー映画」に仕上げます。授業について解説した動画(13分強)をクラウドにアップしました。(2023年3月に作成した予告動画です。)以下のリンクからご視聴下さい。
    https://drive.google.com/file/d/1VpLI4kRczHbsknkOnf7-W_cfh83giMol/view?usp=drive_link
     授業は4月から始まりました。4月と5月は主に担当教員陣とゲスト講師による講義や講演で、大阪万博や映画や映像に関して学ぶ期間でした。(甲南大学のHPからシラバスを「芸術史」で検索してご欄下さい。)1970年の大阪万博では、多数のパビリオンで「マルチスクリーン」による巨大な映像作品が公開されていたことが分かりました。「マルチスクリーン」とは、コンピューター制御によって複数のスクリーンに同時にフィルムを映す手法です。それが1970年の最先端テクノロジーだったのですね。
     私たちの「芸術史」の授業の様子は、常時3台の固定カメラと、撮影スタッフ(学生アシスタント)による手回しカメラ1台と、さらにPCのZoom記録によって動画撮影されています。また、受講学生はそれぞれのスマホで、自分の視点から授業内容を動画撮影し、それを寺嶋監督に送っています。それらを寺嶋監督が合成・編集して1本の映画を完成させます。同時共存する多数の視点を記録していく、いわば「マルチカメラ」というべき、おそらく映画史上初の試みです。これは、スマホやSNSに代表される現代のテクノロジー(皆が端末を携帯し、いつでも誰でも情報を送受信でき共有できる時代)を象徴的に表現しようという実験的試みなのです。(受講生とは肖像使用に関する同意書を交わしています。)
     さて、6月から、いよいよ学生の研究チームによる、研究成果を発表する回が始まります。5月最後の授業では、学生が各研究チームに分かれて歴史的な資料を調査・検証し、ディスカッションを重ねながら、研究発表の準備を行いました。さあ、どんな映画になるか、乞うご期待!
     このプロジェクトのtwitterも立ち上げましたのでどうぞ合わせてご覧ください。
    https://twitter.com/rnjinkxuyn25170


    授業を記録するカメラたち


    EXPO’70の「ソ連館」のパンフレットを囲んで語り合っている研究グループ


    川田都樹子(甲南大学人間科学研究所/所長)