Society5.0という言葉はご存じですか？

それは、狩猟社会（Society1.0）、農耕社会（Society2.0）、工業社会（Society3.0）、そして現代の情報社会（Society4.0）の次に訪れる、新しい社会（創造社会）のことでう。サイバー空間（仮想空間）とフィジカル空間（現実空間）を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会といわれています。

「全然イメージがわかない！」という方は、ぜひ経団連（日本経済団体連合会）が制作したYouTube動画をご覧ください。Society5.0により実現される未来について、分かりやすくまとめられています。
「20XX in Society 5.0～デジタルで創る、私たちの未来～」（ロングver.）

さて、データサイエンスやAIという言葉を聞くと、「難しそうだからいいや」「理系分野のことだから関係ないや」といった思いを持つ方も多いかもしれません。ですが、中高生のみなさんが社会に出る頃には、ありとあらゆるものがセンサーやチップによりインターネットへとつながるIoT(Internet of Things　モノのインターネット化)が今よりももっと進んでいくことでしょう。また、数理・データサイエンス・AIに関する知識や能力は、AIやロボット分野にとどまらず、法律、金融や保険、健康や医療、災害対策など社会の様々な分野の発展に貢献することでしょう。

「人物教育の率先」を掲げてきた甲南大学では創立以来、学生が豊かな教養や幅広い知識を身につけることや多様な経験を積むことができるようにさまざまな教育を行っていますが、そのなかで、デジタル時代の「読み・書き・そろばん」とも言われる「数理・データサイエンス・AI」の知識や素養を身につけることは、所属する学部・学科における専門の学びに関係なく、社会で生活していくうえで必要不可欠なものだと考えてます。

甲南大学では、こうしたSociety5.0時代を生き抜くための土台を作るための「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を、文系・理系を問わず全学生が学ぶことができますので、ぜひ進路選択の際の参考にしてみてください！

■「Society5.0時代を生き抜くための土台を作る「数理・データサイエンス・AI教育」