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    「スポーツ・健康プログラム」のご紹介

    2023年2月27日(月) 共通教育新着情報 お知らせの一覧

    甲南大学では、学部での専門分野の学びだけではなく、幅広い知識と教養を身につけた人物を育てる教育プログラムを提供しています。このプログラムのなかに履修モデル「スポーツ・健康プログラム」があります。指定の保健体育科目、基礎共通科目およびキャリア創生共通科目の単位を修得することにより、スポーツを生活の一部として定着・活性化させ、地域に健康社会を根付かせるためのサポートができる知識を身につけた「スポーツ・健康プログラム修了生」として認定されます。また、「基礎体育学演習」「基礎スポーツ健康科学」「応用スポーツ健康科学」の単位取得は、JSPO(日本スポーツ協会)公認のスポーツ指導基礎資格取得に必要な要件を満たします。
    今回は、この「スポーツ・健康プログラム修了生」を目指す二人の学生を紹介します。


    ●石原 杏純(いしはら あずみ)さん:経済学部4回生


    ●林田 保輝(はやしだ やすき)さん:法学部4回生


    Q1:二人はどうして「スポーツ・健康プログラム」にエントリーしたんですか?
    A:
    石原:「日本スポーツ協会の指導者資格を取りたかったからです。」
    林田:「僕も同じです。スポーツの指導者資格を取っておきたかったからです。」

    Q2:日本スポーツ協会の指導者資格を取れるプログラムがある、ということはいつ知ったんですか?
    A:
    石原:「大学に入ってからです。基礎体育学演習の授業中に案内があったので・・。」
    林田:「僕は大学に入る前から知っていました。大学のパンフレットだったかな?スポーツ指導者資格取得を目指せるということが書いてあり、それを読みました。」

    Q3:二人とも教職課程も履修していますよね。専門科目も履修し、教職科目も取り、スポーツ・健康プログラムにもエントリーって、大変ではなかったですか?スポーツ・健康プログラム修了生として認められるには、必修の基礎体育学演習も含めてスポーツ関連科目で14単位以上必要ですが。
    A:
    石原:3回生までは、大変だとは感じませんでした。コロナ禍の影響で自宅でのWeb受講が多かったせいもあるかもしれません。4回生になって対面での授業が増えてから、初めて、大変だなあとは思いました。
    林田:授業数の多さは大変だとは感じませんでした。教職やスポーツ関連科目の履修については、3、4年次に忙しくなることがわかっていたので、1,2年次に法学部の専門科目をたくさんとるように計画的に時間割を組みました。
    コロナの影響で、学部の専門科目、教職科目、スポーツ科目、それぞれの科目で対面授業とオンライン授業の併用が辛かったです。でも、オンデマンドスタイルの授業で助かった部分もあると思います。

    Q4:このプログラムで、スポーツや健康に関する科目を履修したことは卒業後、社会人としての力になると思いますか?
    A:
    林田:僕は高校教諭になります。法学部なので地歴・公民の教諭になりますが、同時に、バレーボール部の顧問として指導をしたいと考えているので、このプログラムで学んだことを活かしていきたいです。
    A:石原:力になると思います。私はスポーツに直接かかわる仕事には就きませんが、地域でのスポーツ活動には関わりたいと考えていて、指導方法とかスポーツマネジメントについて学んだことが活かせると思っています。

    Q5:最後に、後輩(現役甲南大学生、受験生)に向けてメッセージをお願いします。
    A:
    石原:甲南大学では専門分野だけでなく、専門以外にも学びたいことがあればそれを学ぶことができます。いろいろな分野から学ぶことで興味が広がって、新たに学びたいことができたら、その学びをサポートしてくれる人がたくさんいます。その結果として卒業後の進路の選択肢も広がっていくと思います。ぜひ、スポーツ・健康プログラムにエントリーしてほしいと思います。
    林田:甲南大学はカリキュラムが充実していて、履修登録時に、自分オリジナルの授業を組むことができるところが最大の魅力だと感じます。僕は4年間を通して様々な学問を学び、「周りに流されず、自分の道は納得がいくまで悩み、自分で決める」ことができるようになりました。皆さんも、進路についてたくさん悩み、自信を持って決断してください。その先に甲南大学に進学する、という決定があれば嬉しいです。

    二人は、2022年度の甲南リサーチフェスタで「生涯スポーツ」をテーマにプレゼンテーションを行います。その準備で忙しい中、インタビューに丁寧に答えてくれました。大学での学びを社会人になってからも、しっかり活かしてくれることでしょう。

    履修モデル「スポーツ・健康プログラム」について、詳しくはこちら

    文責:全学共通教育センター 水澤克子