「どこの学部に入っても、きちんとしたグローバル化の時代に対応した教育を受けることができる。」　これが甲南大学の方針です。
　それを実現するプログラムの一つが、「留学のための英語集中コース」です。岡本キャンパスで開講されており、１年次～２年次前期の学生を対象に、語学力を強化します。
　例えば、１年次前期には通常週２回の基礎英語の授業を、週４回行います。そのため、受講するには一定の基礎的な語学力と、専門教育科目を並行して受講するための履修計画が必要になります。
　このコースは定員124名（2015年度）です。十分な履修計画を立てたうえであれば、どの学部に入学しても専門教育科目と並行して受講することができます。

以下、Ｑ＆Ａの形で紹介します。

Ｑ：どのような学習サポートが受けられますか？
Ａ：TOEFL ITPを受けて、自分の英語能力が把握できます。その後、授業担当教員が個人面談を行い、学習面でのアドバイスを行います。前期には、iBT TOEFL（インターネットのコンピューターテスト）公認トレーナーがスキルアップセミナーを実施します。

Ｑ：語学だけでなく、留学先のことも教えてもらえますか？
Ａ：年３回、国際言語文化センターの担当教員が、海外の提携校を紹介します。

Ｑ：TOEFLテストのため、さらに勉強したい時はどうしたらよいですか？
Ａ：夏休み・春休みには毎日４時間半９日間の TOEFLテスト対策講座を受講できます（別途受講料２万円）。また、TOEFL iBTを受験して一定の得点（iBT 45以上）を取得すると、年１回２万円の補助があります。

　国際交流センターと国際言語文化センターが連携しながら、留学までの手続きとそのための語学学習をサポートしています。国際交流センターでは、留学説明会を定期的に行い、学生からの相談にはいつでも窓口で対応しています。
　　国際交流センター
　　国際言語文化センター
（文責・国際言語文化センター所長　津田信男）