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    教員の研究紹介!社会に貢献する材料や技術を開発する(フロンティアサイエンス学部 赤松謙祐 教授)

    2024年7月05日(金) 研究新着情報 フロンティアサイエンス学部お知らせの一覧

    甲南大学の教員の研究活動をご紹介します!
    研究の魅力や面白さはもちろん、趣味やプライベートについてまとめていますので、ぜひご覧ください!

    今回は、ナノテクノロジーや金属微粒子の専門家で、現在はエネルギー変換材料を研究されている赤松謙祐教授にお話をうかがいました。



    専門分野はナノサイエンス(ナノ材料化学、無機化学、電気化学)で、微粒子やメッキの研究を行っています。現在は、それらの研究成果を用いてエネルギー変換材料の研究をしています。エネルギー変換材料の研究は、まだスタートラインに立った状態ですが、とても楽しく研究に取り組めています。企業との共同研究も積極的に進めており、目標に向かって研究を進めている実感がある毎日を過ごしています。

    研究テーマは、その時々の時流に沿って学術的な注目度が高いものを選択してきましたが、今意識していることは「社会に貢献する研究」です。
    本来、研究結果は社会に還元されるものではありますが、これまでは新しい学術分野の開拓を念頭に研究を進めていたのに対し、現在では世界のエネルギー問題の解決に寄与したいという思いが高まっています。
    環境問題やSDGsの問題を解決するアプローチを考えた結果、これまでの研究成果を活用して、電池を代表とするエネルギーを変換する材料の研究を行うことを決めました。
    現在使用されている電池は、廃液・廃材の処理が必要で、環境に良くないという問題点があります。
    この問題点を、廃液がでない材料合成手法の開発によって解決し、環境に優しく、光や熱エネルギーを電気エネルギーに変換する新しい材料を実現したいと考えています。



    Private
    プライベートの趣味はゴルフです。
    これまで友人たちと「年一ゴルフ」を20年やってきました。
    20年も続けているのになかなか上達しないのがもどかしいのですが、土日は最高スコアが取れるようにYouTube動画で研究しながら楽しんでいます。
    試行錯誤を繰り返して、少しずつ上達していく(ものすごく遅いですが)のが研究と通じるものがあり、だから楽しめているのかもしれません。



    気になる続きは「研究者紹介」にアクセスのうえ、ぜひご覧ください!


    (フロンティア研究推進機構事務室)