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    他大学の学生スタッフとの交流 ~関西大学ボランティアセンターを訪問しました!~

    2024年11月09日(土) 地域連携新着情報 お知らせの一覧

    関西大学ボランティアセンター学生スタッフと、
    甲南大学地域連携センター学生コーディネーター「なんティア」との交流会(2024年10月5日撮影)


    1.他大学視察・交流会ってどんな企画なの?
     2024年10月5日(土)に甲南大学地域連携学生コーディネーター「なんティア」の学生コーディネーターのメンバーで関西大学ボランティアセンター(千里山キャンパス)を訪れ、学生スタッフと交流会を行いました。本イベントは他大学の学生スタッフの活動概要や運営方法等を学ぶこと、及び学生同士の交流を通じて、互いの学び合いや活動のモチベーション向上につなげることを目的としています。こうした、他大学視察・交流会は2022年度から、通算4回目の他校の訪問です。
     視察当日は、本学の学生コーディネーター17人、関西大学学生スタッフ10人が参加しました。他校の学生スタッフとボランティア運営などについて直接お話する機会は滅多にないので、お互いに良い刺激になったと感じています。


    なんティア代表によるプレゼンテーションの様子(2024年10月5日撮影)


    2.私たちの発見
     視察当日は、まずお互いの団体や活動について代表からプレゼンテーションしました。その後、グループに分かれて、お互いの活動や運営方法について、意見交換をします。それぞれの組織運営は類似している点もあれば全く異なる点もあり、驚くことも多くありました。
     特に驚いた点はスタッフの人数です。関西大学では100人程度の学生スタッフが所属しているそうで、これは本学の約5倍の人数です。学生スタッフの養成合宿を実施したり、学生の面談記録を電子化していたりと、本学にはない仕組みや取り組みについて伺うことができました。さらに、関西大学のインスタグラムへの投稿は多くの学生に分かりやすく情報を知ってもらうために、写真の枚数や文字の量などにも工夫が見られました。


    ボランティア活動の紹介コーナーには、
    さまざまな方法で来所者を歓迎する工夫がみられた(2024年10月5日撮影)


    3.終了後のふりかえり
     視察後の定例会では、本学にも取り入れるべき要素についてなんティア全員で話し合いました。関西大学の組織運営は甲南大学にない工夫を多く含んでいたので、振り返りは非常に充実した時間になりました。
     関西大学ではボランティア相談を屋外のベンチで行い、学生が気軽に相談できるように工夫していました。私たち「なんティア」も学生の目につきやすいような場所で相談会をしたり、毎年4月に開催している「ボランティア情報展示・相談会」の回数を増やすなどの検討をしました。他にも、関西大学では「Volury(ボラリー)」という自分たちが体験したボランティア活動をまとめる小さな冊子を作成していました。なんティアも、このような冊子の作成が話題に出ました。これらを含め他にもいくつかの検討事項があったので、各チームで持ち帰ってこれから検討します。また、組織運営の他にも、インスタグラム投稿など外部への発信にも力を入れていこうと思います!
     ぜひ、今後の「なんティア」公式インスタグラムをチェックしてみて下さい!


    グループに分かれて意見交換。時間が足りないくらい盛り上がった(2024年10月5日撮影)


    文・地域連携センター学生コーディネーター「なんティア」
    甲南大学 法学部 2年次生 阪上 優志