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    関西発! 甲南大学発! 研究成果発表の展示会へGo!!

    2017年2月22日(水) フロンティアサイエンス学部新着情報
     ポートアイランドキャンパスに立地するフロンティアサイエンス学部・大学院(FIRST)と併設する先端生命工学研究所(FIBER)。
     ここに所属する教員や学部生・大学院は、ナノバイオテクノロジー(生命化学)に関する最先端の学びや研究を日々続けています。
     
     今回、このポートアイランドキャンパスの地を離れて、グランフロント大阪へ。
     その目的は、甲南大学が持っている研究成果を広く知ってもらい、これを活かして、社会に役立ててもらうことです。
     
     2月7日(火曜)‐8日(水曜)の2日間、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催する「JSTオープンイノベーションフェアWEST2017 ~関西発 大学技術シーズ見本市~」に出展し、大学が持っている研究成果(研究シーズ)を新たな産業や研究発展に結びつけるための展示会に行ってきました。

    【写真1 グランフロント大阪】

    【写真2 JSTオープンイノベーションフェアWEST 2017 講演会場】
     
     まず、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)とは、日本の科学技術の発展のために、産業界(企業等)や大学等の研究機関などをつないで、より良く研究開発ができるように支援している国の機関であります。
     今回、JSTが中心となって、大阪梅田にあるナレッジキャピタル(グランフロント大阪北館)で、甲南大学をはじめとする多くの大学で行われている最先端の研究成果を広く公開し、企業等と新しい産業(ビジネス)や研究開発を行うための「出会う場」を用意してくれました。
     
     甲南大学からは、下記の研究成果に関する紹介を行いました。
     
    ①「様々な医工学装置への応用展開が可能な固相担体に固定化した小型タンパク質(ペプチド)」
    フロンティアサイエンス学部・准教授 臼井 健二

    【写真3 臼井 准教授の講演】

    ②「新規なアミド切断反応を用いたプロドラッグ化技術もしくは前駆体物質開発への展開」
    フロンティアサイエンス研究科・特別研究員 浜田 芳男

    【写真4 浜田特別研究員の講演】

    ③「特殊化学環境による核酸機能の改変とセンシング材料としての医工学活用」 
    先端生命工学研究所  所長  杉本 直己 
    (講演:先端生命工学研究所 講師 建石 寿枝)

    【写真5 建石講師の講演】

     期間中は、22の大学や研究機関が研究内容の出展と発表を行い、多くの企業の研究開発者の方が来訪され、熱心に研究内容の説明を聞かれ、質問や意見交換も活発に行われていました。
    【写真6 企業等の来場者の関心も高く、質問も多く寄せられました】
     
     今後も大学のキャンパスを離れて、企業の方などに向けて、研究成果の公開を行っていきます。大学での研究成果やアイデアが皆さんの身近なものや医薬品となって、出来上がる日が来るかもしれませんね。
     
    (参考ページ)
    JSTオープンイノベーションフェア2017>>> 
    甲南大学でのフェア出展報告>>>
    甲南大学の研究力>>>
    甲南大学 フロンティアサイエンス学部>>>/大学院>>>
    甲南大学 先端生命工学研究所>>>
    (文責:フロンティアサイエンス学部 臼井 健二)