新着情報
1年次から企業の研究開発に触れる ―フロンティアサイエンス学部、産学連携サロンの紹介―
2015年6月20日(土) フロンティアサイエンス学部新着情報フロンティアサイエンス学部(FIRST)のあるポートアイランドキャンパスは「神戸医療産業都市」というゾーンにあり、たくさんのバイオ・医療・医薬品関係の企業や研究所に囲まれています。
そこでFIRSTでは、学生たちが、いろいろな企業や研究機関の方々と接することで“自分たちの学びが社会に活かされる”ことを実感できるよう、「産学連携サロン」という情報交流会を定期的に開催しています。
6月12日に開催された第9回産学連携サロンは「再生医療と細胞技術」がテーマ。さまざまな企業や大学から100名以上の参加者がありました。私たちの研究紹介に続いて、株式会社資生堂の研究員の方からは毛髪再生、株式会社ニッピの研究員の方からはiPS細胞の培養技術について、最新の研究開発の紹介がありました。また、形成外科医の先生による軟骨再生の講演では、基礎研究から臨床、医療関連の法律、さらにはアジアの国々の連携まで、大変視野の広い話をうかがうことができました。
4年生、大学院生、卒業生たちのほかに、1年生も10数名参加していたので、感想を聞いてみました。
「知らなかった薄毛の原因や治療法などが分かり、興味深く感じた。」(1年生女子学生)
「企業の話はどちらも興味深い内容だった。特にiPS細胞関係の話はわかりやすくおもしろかった。」(1年生男子学生)
『今、勉強していることが社会で何の役に立つのか?』『将来、どのような分野のどのような仕事に就きたいのか?』 ・・・ このような“問題”に早くから向き合うことで、きっと大学生活がより有意義なものになることと思います。
(文責:松井淳、村嶋貴之)