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スマドリ大学セミナー~責任あるお酒との付き合い方を学ぶ~を開催しました
2025年7月02日(水) フロンティアサイエンス学部新着情報 お知らせの一覧2024 年6月27日(金)、フロンティアサイエンス学部では、アサヒビール株式会社による 「スマドリ大学セミナー」を開催しました。
スマドリ(=スマートドリンキング)とは、アサヒビール株式会社が提唱する「飲む人も飲まない人もみんなが楽しめる、体質や気分に合わせた自由な飲み方」です。
本セミナーは、本学が掲げる教育理念「徳育・体育・知育」のうち、「徳育」の実践に位置づけられる取り組みの一環です。20歳を迎え、飲酒の自由が認められる中で、学生たちが責任あるお酒との付き合い方を学ぶ貴重な機会となりました。
セミナーでは、飲酒の機会が増える20歳以上の学生を対象に、「アルコールとの上手な付き合い方」についての講義が行われました。
内容は、酔いの進行段階やアルコールの分解メカニズムといった基礎知識をはじめ、適切な飲み方や宴席でのマナーなど、実生活に役立つ情報が盛り込まれたものとなりました。
また、参加者は「アルコールパッチテスト」によって、自身のアルコール耐性を簡易的に確認。テスト結果をもとに、自分の体質を理解したうえで飲酒と向き合う重要性を学びました。
講義の中では、日本の20歳以上の人口約9,000万人のうち、約5,000万人が「お酒を飲まない」または「飲めない」というデータも紹介され、従来の飲酒スタイルにとらわれない、多様なライフスタイルの広がりにも触れられました。

セミナー後半には、参加学生によるノンアルコールカクテルの開発をテーマにしたグループワークが行われました。
甲南大学のスクールカラー「臙脂色」にちなんだ巨峰やカシスのシロップ、さらに兵庫県の名産品である玉ねぎなどの素材を使い、オリジナルカクテルを考案。学生たちは自由な発想で、見た目や味、コンセプトに工夫を凝らしたユニークなレシピを作り上げました。

グループは学部3年生から大学院生までが混在して構成されましたが、どのチームもすぐに打ち解け、活発な議論と試行錯誤を通じて和やかにワークが進行。各グループからは個性豊かなカクテルが完成しました。



完成したレシピは、プロのバーテンダーによってその場で再現され、商品化の可能性なども含めたフィードバックが行われました。

プレゼンテーション後には、全員で各チームのノンアルコールカクテルを試飲し、お互いのアイデアを楽しみながらセミナーを締めくくりました。

フロンティアサイエンス学部では、学生が社会で必要とされる力を身につけられるよう、今後も学外企業や団体、地元自治体との連携による講演会や体験型の企画を継続的に実施してまいります。