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    実際に行われている授業と実験への参加体験 〜WEEKDAY CAMPUS VISIT(授業・実験体験)を実施しました〜

    2021年6月10日(木) フロンティアサイエンス学部新着情報

     フロンティアサイエンス学部(FIRST)では、一般の方々に科学にふれてもらう機会をいろいろな形で提供していますが、2021年6月5日(土)にWEEKDAY CAMPUS VISIT(WCV)というイベントを開催しました。
     WCVは、高校生が「大学の普段の一日」を体験するプログラムで、特徴は「実際の講義に大学生と一緒に参加できる」という点です。この日一日は大学生として生活することで、大学の中身を知ってもらい、今後の進路選択に活かしてもらうことなどを目的にしています。

     今回行ったWCV当日の流れを簡単に紹介すると、最初にガイダンスを行いました。初めから授業を受けてくださいでは心情的なハードルが高いですよね。なので、WCVの趣旨や当日のプログラムなどを説明したりすることで大学の雰囲気に慣れていただきました。
     次に、2年生への配当科目である「薬理学」の授業を受けていただきました。薬がからだの中で“効く”しくみを学ぶ授業です。現在は実験などの演習型科目を除いてWeb活用授業を実施しているのでオンライン形式となりましたが、教科書を片手にタブレットの画面にて視聴するという新しい講義形式を体験していただきました。



     午後からは、1年生に対して実施している「ナノバイオラボベーシックA」の実験を受けていただきました。(実験の詳しい内容などはまた別の機会に紹介します。)実験の内容は、少量の液体を正確に必要な量だけ取ることができるピペットを使って、溶液を正確に薄めていく、という簡単に聞こえるけれどもやってみると意外に難しい操作を行ってもらいました。実際に参加した学生さんも「繊細な操作で難しいけど、面白い」と言っていました。



     今回のWCVでは、コロナ禍ということもあり、在学生と積極的な交流をすることは叶いませんでしたが、参加者の学生さんには実際の講義を受講したり、実験中での教員と学生の会話から普段の雰囲気を感じ取っていただけたようでした。

     最初に紹介したようにWCVは、「普段の学生生活」を体験できるイベントとなっており、未来の自分をイメージしてみる絶好のチャンスですので、FIRSTに興味のある方は是非開催予定について、ポートアイランドキャンパス事務室(078-303-1457)までご相談ください。

                           (フロンティアサイエンス学部 准教授 鶴岡孝章)