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クント管の謎
2016年10月03日(月) 知能情報学部新着情報
トロンボーンは管の長さを変えることによって音の高さが変わります。パイプオルガンは長さの異なる管を使ってさまざまな高さの音を出します。このように、管の長さとそこから出てくる音の高さには密接な関係があります。そして、管から音が出ているとき、「共鳴」という現象が生じています。
この共鳴を目で見ることができるのがクント管です。以下の動画をご覧ください。ペットボトルの中に発泡スチロールのビーズを入れ、ペットボトルの口から音を入れています。この音の高さを変え、共鳴が起きる高さになるようにすると、ビーズが集まって幾重にも壁を作ります。なお、共鳴が起きる高さはペットボトルの長さで決まります。この現象は古くから知られていますが、驚くことに現代の科学でもこれが生じる理由は解明されていません。
この共鳴を目で見ることができるのがクント管です。以下の動画をご覧ください。ペットボトルの中に発泡スチロールのビーズを入れ、ペットボトルの口から音を入れています。この音の高さを変え、共鳴が起きる高さになるようにすると、ビーズが集まって幾重にも壁を作ります。なお、共鳴が起きる高さはペットボトルの長さで決まります。この現象は古くから知られていますが、驚くことに現代の科学でもこれが生じる理由は解明されていません。
この動画に映っているクント管は、グランフロント大阪北館ナレッジキャピタルThe Lab.にて開催中の「大学都市KOBE!発信プロジェクト」にて展示中です(ただし,午後のみです)。このプロジェクトは,神戸市内の大学が1カ月ずつその大学の魅力をアピールするものです。甲南大学は10月17日まで知能情報学部が展示を行っています。クント管のほか、バーチャルリアリティやラジオ体操採点システムなどのデモを行っています。ぜひお越しください。(文責:知能情報学部 教授 北村達也)