新着情報
ノルウェーのオンラインマガジンで図書館お助けロボットが紹介されました
2022年9月12日(月) 知能情報学部新着情報 お知らせの一覧知能情報学部のロボティクス研究室と音声科学研究室では、大学図書館のヘルプデスク業務を支援するロボットを共同開発しています。このロボットは、利用者との音声コミュニケーションによって蔵書を検索したり、お勧めの本を紹介したりする機能を持っています。ロボットが利用者に対応することによって新型コロナウイルス感染症が感染する可能性を減らすことができます。また、利用者がキーボードやマウスに触れることがないため、さらに感染リスクを抑えることができます。
このロボットは、2022年3月から図書館ヘルプデスクで運用が始まり、図書館スタッフさんたちのご協力のもと毎日業務に励んでいます。夏のオープンキャンパスでは見学の高校生や保護者の皆さんから大人気でした。
先日、このロボットに関してノルウェーのジャーナリストAud Gjersdalさんのオンライン取材を受け、Bok og Bibliotek(本と図書館)というオンラインマガジンに記事が掲載されました。“Roboten tar skrankevakta”(ロボットがカウンター業務を担う)と題されたこの記事(以下のリンクよりアクセス可)では、このロボットが世界初の図書館ヘルプデスク支援ロボットとして紹介されています。
Bok og Bibliotek: Roboten tar skrankevakta
この図書館お助けロボットの開発は、甲南大学プレミアプロジェクト「AIロボット学びプロジェクト」の一環として実施され、知能情報学部の1年生から4年生までの学生たちが開発に参加しています。AIやロボットに興味のある高校生の皆さんには、ぜひ甲南大学知能情報学部で海外からも注目されるロボットの開発に参加していただきたいと思います。
(知能情報学部)