知能情報学部ではスーパーIT人材育成プロジェクトというプレミアプロジェクトを実施しています．このプロジェクトはプログラミングコンテストへの参加や資格取得などを通して優秀なIT人材を育成することを目的としています．

　8月22日に，スーパーIT人材育成プロジェクトの一環として，オンラインロボットプログラミング体験会を開催しました．オンラインで行うのは初めての試みです．1年生3名が自宅からオンラインで参加し，ロボット（Makeblock社mBot）のプログラミングを行いました．このロボットは，パソコンの画面上でブロックを組み合わせるだけでプログラムを作ることができます．

　当日，参加者と大学にいるスタッフはオンライン会議システムで会話しながら，まずロボットの基本的な動かし方やロボットに搭載されている距離センサの使い方を学びました．下の写真はその時の画面の様子です．

　最後に，通路を通り抜ける課題に取り組みました．この課題では，ロボットが壁に近づいたら適切な方向に向きを変えてゴールを目指さなくてはなりません．この「適切な方向」をロボットにどのようにして探させるのかがポイントです．参加者がオンライン会議システムを使ってプログラムを共有すると，大学にいるスタッフがそれを即座にロボットにて実行し，その様子をカメラでリアルタイム中継します．このようにして試行錯誤しながらプログラミングを行いました．残念ながら時間内に完成させることはできませんでしたが，参加者の皆さんは初めてのロボットプログラミングを楽しんでくれたようでした．

（知能情報学部・北村達也，梅谷智弘）