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第27回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)の決勝大会進出
2019年9月24日(火) 知能情報学部新着情報 一昨年より、スーパーIT人材プロジェクトの一環として、バーチャルリアリティのコンテスト(IVRC https://ivrc.net/2019/)に参加していますが、今年も書類審査を通過し、3年連続で予選大会に進むことができました。会場は東京大学でした。応募作品が101作品、予選大会に進むことができたのは、23作品でした。去年までの様子と、このコンテストの内容は過去の甲南Ch. も見てみてください。
2017年の様子>>>
2018年の様子>>>
さて、一昨年は「人間ピンボールゲーム」、昨年は「無限滑り台」という「やわらかいテーマ」だったのですが、今年は女性の月経を疑似体験するVR作品ということで、書類審査は通ったものの、審査員からは「意欲的な作品」とか、「場合によってはただの拷問装置になる」とか、適当に扱うと許さないよという無言のプレッシャーを感じます。学生の間の話し合いでもこれらの点に十分配慮しながらも、どれくらいリアリティのある疑似体験ができるかに焦点をあてて開発を進めていました。今年は特に電子回路の設計部分が多く、開発の多くの部分を回路設計に充てていたように思います。
今年は「リアリティ」が最重要ですので、体験者には特製のズボンに履き替えてもらう必要がありました。そのため、更衣室まで用意しました(写真のオレンジの部屋)。色々な創意工夫の結果、全体8位で決勝に残りました(9チームが決勝進出)。
決勝は11月の中旬に東京で行われます。色々と改善点は多いですが、昨年以上の結果を出せるよう頑張っていきたいと思います。
(知能情報学部 教授 田村祐一)