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マネジメント創造学部の学生、「姫路ポートアカデミー」最優秀賞を受賞!
2018年7月04日(水) マネジメント創造学部新着情報
2018年5月18日(金曜日) 14時00分より姫路市役所において開催の姫路ポートアカデミーにて、マネジメント創造学部の学生(倉本ゼミ3年生「チーム39」:大澤菜々子、長谷川葵衣、遠藤美沙、岡本紫音)が最優秀賞を受賞しました。
姫路ポートアカデミーとは、姫路市や兵庫県などで構成される姫路港ポートセールス推進協議会の主催にて開催された、大学生による政策提言の選考会です。甲南大学をはじめ大阪大学や兵庫県立大学から6チームが参加し、姫路市役所にてプレゼンを行いました。
また、今年度のテーマは、①「姫路港を起点とした観光プラン」、②「フェリーやクルーズ船の発着場としての「ターミエリアのにぎわい創出」プラン」であり、いずれか1つを選んでの提言になります。
最優秀賞を受賞したチームは①のテーマを選択し、「世界に誇る姫路~自分で作る思い出」という題目での発表を行いました。具体的な提案内容は、姫路港に来られる観光客(特に、クルーズ客船で来られる外国人ファミリー、外国人の成年、日本人の高齢層)を対象とした観光ツアーになります。各参加者には姫路港に到着してすぐに案内所でツアーの申し込みをしていただきます。ツアーの最初の特徴は「遊び体験」、「食べ物づくり体験」、「タイムスリップ」の3項目の中に振り分けた姫路市内の体験型観光施設から1つずつ選び、計3か所を回ることです。体験を通じた姫路の伝統文化や飲食を楽しんでもらいます。その後は、姫路市のシンボルである姫路城や好古園の散策をしてもらいます。そして、ツアーのもう一つの特徴は、ツアーの最後に市内の商店街での姫路の味の食べ比べを行ってもらうことです。食べ比べでは、飲食店で使える商品券を観光ツアーの申込時に販売し、提携している飲食店にて「姫路おでん」や「アーモンドトースト」などのご当地の味を沢山楽しんでもらいます。商品券を使うことで、観光客にはお得感を、商店街や観光地には売り上げの増加で喜んでいただくことを考えています。
今回提案した観光ツアーでは、それぞれの対象に合わせたお勧めのプランは紹介しますが、基本的には観光客の方々が、自分の体験したいことを実行できるプランを作っていただけます。そして、姫路市を「自分だけの特別な思い出を作られる場所」として観光客の方々の印象に残ってもらえればと思っています。
今回の提案はすぐに実現できるわけではないのですが、主催者の方から実行に向けての検討をしてくださると伺っています。少しでも地域のお役に立てたのでしたら、大変うれしく思います。
・姫路市役所ウェブサイト「姫路ポートアカデミーの開催!大学生がユニークな提案を披露」>>>
(マネジメント創造学部 准教授・倉本宜史)