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    卒業生からのメッセージが届きました!

    2016年2月29日(月) マネジメント創造学部新着情報
     私は昨年マネジメント創造学部を卒業し、現在は慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士(MBA)課程に在籍中です。小学校から大学までの16年間、甲南学園で、大学では特別留学コースを選択、2年次、米国へアカデミック留学を経験しました。留学生への特別扱いは無く、対等に予習、授業、レポート、発表を英語でする環境でした。他学生に負けず、少しでも自分を高める努力をした事で、成長を実感出来る素晴らしい1年でした。大学の4年間は、佐伯先生のグローバルビジネスの授業を中心に組み立て、留学中、そして大学院進学の際も戸惑いもなく、適応しました。
     今、ビジネスの基礎要素(組織論、会計、マーケティング、ファイナンス、戦略論)の勉強、実在企業の事例研究を通じて、ビジネスの全体像を理解し、様々な視点やビジネスセンスを磨いています。同級生の大半は30歳前後の社会人。授業や課題など、厳しく感じる時もありますが、CUBEにおける教育が留学、そして進学への後押しをしてくれました。「個性を尊重する甲南教育」で養われた「柔軟な思考と自由な発想」を土台に、楽しみながら勉学を続けています。
     この度、日経新聞において“最先端の技術を発展させるには?”をテーマに三井住友海上火災保険の学生投稿募集があり、2月22日の紙面で『境界を越えた組織』という私の投稿が掲載されましたので、ご報告させて頂きます。>>>>
     
    境界を越えた組織
    西尾 龍二(慶応義塾大学大学院経営管理研究科修士課程1年、23歳)
     業界や部門の境界を越えた組織が最先端技術の発展に必要だ。例えば、既存のロボット技術を介護用ロボットに発展させる場合、ロボットメーカーに加え、社外のエンジニア、IT(情報技術)の専門家、心理学者など様々な知見を持つ人たちを一つの組織として機能させる。こうした「クロスファンクショナル(部門横断的)組織」は視野や発想を広げ、イノベーションを生み出すだろう。各業界には長年かけて形成された「業界の常識」が存在し、新たな発想を阻害しがちだ。しかし、業界の境界を越え、多様な人と議論すれば、従来気付かなかった視点が得られ、イノベーションを後押しできる。今求められているのは、国内の産学連携にとどまらず、国境を越えた「グローバル・クロス・ファンクショナル組織」だ。