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    少しの興味から大きな成果へ!~『「調査研究」による地域貢献活動への参加』プロジェクト~

    2021年10月07日(木) マネジメント創造学部新着情報

     【「調査研究」による地域貢献活動への参加】のプロジェクトに参加しようと思った動機は2つあります。1つ目は、地方創生について興味をもっており、学びを深めたいと思ったからです。2つ目は、「たつの市地域創生アイデアコンテスト2021」に参加して実際に市役所の方々の前でプレゼンテーションする機会が用意されていたということです。
     このプロジェクトでは3~7人で1つのチームになり、チームで地域の持つ課題についての調査・分析を進め、地方創生に貢献するためのアイデアを考えてプレゼンテーションをしました。難しかったことは、地域の方々が求めていることと自分たちが考えるアイデアやもたらす効果をどのように結びつけるのかを考えることです。この課題を解決するために、市役所の方にお話を聞き、アイデアに磨きをかけました。また求めている情報は自分たちで企業の方にアポイントを取り、お話を聞く機会を設けていただくことで獲得しました。

     最終発表テーマは、【グランピングで繋がる地域と観光】です。たつの市が持つ魅力的な豊かな自然や食材を活かしつつ、コロナ禍において3密を避けて楽しむことができるグランピングが地方活性化に最適だと思い、このテーマにしました。そして、それらを最大限に活用するのと共に、地域コミュニティ強化を図るためのイベントを入れたグランピングを提案しました。具体的には、食育と地域の方との団らんや交流の場を設けること、流しそうめん大会や竹とんぼづくり、大掃除大会など子供からお年寄りの方が参加するイベントの企画・実行などを考え、人と繋がれる地域コミュニティを創造することを提案しました。
     グランピングを活用し地方創生に成功した事例を発表するにあたり、企業の方とコンタクトを取り、正確な情報を得たことに対して高い評価をいただきました。さらに内容が全体的に今の流行りを取り入れていておもしろいという評価もいただきました。また、字を大きくすることや、写真やアイコンを用いて見やすい発表スライドにすることを工夫しました。



     他大学の発表を聴講しましたが、分析をさらに先まで進め、アイデアもたつの市が持つ課題にしっかりとフォーカスしたもので感心しました。しかし、私たちCUBE生は1年生の頃からプレゼンテーションをする機会が多いため、話し方が堂々としていたように感じました。またスライドのデザインが見やすく綺麗だと思いました。実際に他大学の教授や生徒にも褒められ、「スライドのつくり方を教えてほしい」とのお言葉をいただきました。

     今回のプロジェクトを通して、下級生と上級生が混合したチームで動くため、協調性と意見の出しやすい雰囲気作りに力を注ぎました。またより良い成果を得るために自分たちから積極的に動き、たくさんの情報を集める力、その中から自分たちには何が必要なのか考える力をこのプロジェクトで得られた気がします。これらは今後の学生生活や社会人になってからも必要になってくるものだと思います。そのため、これからも自分たちで1から考え、話し合い、チームで作り上げたものを第三者の方に伝えるような体験をして、今以上にスキルを落とすことなく、向上させ続けていきたいと思います。
    (マネジメント創造学部3年次 打越まゆ)