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「オンラインで団結する力」を身につけて、優勝へ!「基礎リテラシー」最優秀賞 受賞レポート
2021年3月01日(月) マネジメント創造学部新着情報 「基礎リテラシー」では後期の授業の初めに、自分が選んだ課題(テーマ)について1000字でレポートにまとめました。私たちのチームは“ビジネス”と“グローバル”というテーマについてレポートを書いたメンバーが集まりました。私は”ビジネス”のテーマで、アルバイトをしているアパレル業界に焦点を絞って新型コロナウイルスと関連付けてレポートを書きました。先生やLAの方のサポートを受けながら、課題の探究から解決策の提案まで全てグループのメンバーで協力して一から行いました。
私たちのチームは、衣類リサイクルの難しさと、コロナによる観光需要の低迷という課題について調べました。そして、不要な衣類の削減と観光の代替を目的とした「グローバルな物々交換サイト」を作り、解決策を提案・発表しました。これは、着なくなった服を出品したり、逆に欲しいと思った服を購入できたりするサイトです。既存のフリーマーケットサイトは言語や対応地域の関係で、ターゲットが国内のみです。そこで、私たちは国内外問わず世界中の人々が利用でき、国際交流のツールにもなるサイトを目指しました。そのため、世界中の人が使いやすいシンプルなデザインを考えるのに苦労しました。
チームの活動で難しかったことは、各メンバーの役割を明確にすることです。私は主に、発表原稿の作成と、発表用のPowerPointの作成を担当しました。もちろん一人で仕上げたわけではなく、行き詰まったときには他のメンバーに支えてもらいながら、みんなで完成させました。後半は毎週のようにプレゼンの練習発表があったため、1週間という短い時間の中での修正が求められました。メンバーの役割を上手く分担し、それぞれがその役割を達成し、成果を上手く繋ぎ合わせるのはとても大変でした。
この授業からは「オンラインで団結する力」を身につけることができました。終わりが見えないコロナ禍において、オンラインだからといって悲観的になるのではなく、優勝という一つの目標に向かってチームで前向きに活動し、その目標を達成できたというのは、メンバーにとって今後の大きな自信になると思います。基礎リテラシーのプレゼンテーションでは、“やればやるほど良いプレゼンテーションになる”という、ある意味ゴールのない活動でした。そのため、自主性を求められる場面が多かったと感じています。私たちのチームは、初めて集まった時から、“どうせやるなら徹底的にやろう”という共通の思いがありました。そして誰一人自分の役割を疎かにすることなく、自主性をもって最後までやり切りました。発表が終わったとき、もちろん優勝したいという思いはありましたが、仮に優勝できなかったとしてもここまで努力できたからよかったと感じている自分がいました。この経験から、自分のなかで心からやり切ったと思えるまで努力することの楽しさや素晴らしさを知ることができました。また、優勝という称号ももちろん嬉しかったですが、それ以上に優勝までの過程に誇らしさを感じたときに、自らの精神的な成長を感じました。
(マネジメント創造学部1年次 金銅 あすみ)