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    経営学部の「専門演習Ⅰ」は2年生の後期から始まります

    2023年11月07日(火) 経営学部新着情報 お知らせの一覧

    「専門演習Ⅰ」は2年次生向けの「ゼミ(ゼミナール)」です。ゼミ(演習)は少人数制で、今年度の定員は1クラス20名です。これから3年次・4年次に履修する「専門演習Ⅱ」と合わせて2年半、それぞれの指導教員のもとで専門領域を学びます。今年度の「専門演習Ⅰ(山口)」では、テキストの輪読(*)を通じて、投資家の心理を理解するため、行動経済学の基本を学習しています。また、他大学と合同で開催される、ディベート大会に参加するための練習も行います。3年次以降の「専門演習Ⅱ」では、財務分析を通じて良い会社を見抜く力を身につけ、投資理論の習得を通じて専門知識を深めます。3年次では、日経STOCKリーグ(日本経済新聞社が主催する仮想の株式投資の大会)に参加します。これまでに学習してきた知識を用いて株式に投資をすることで、証券投資の理論だけでなく、証券投資の実際についても理解を深める予定です。



    演習は、学生のプレゼンテーションや質疑応答、そして学生同士のディスカッションなどから構成されるため、参加学生には積極的な発言が求められます。これは私語が禁止される講義形式の授業とは大きく異なる点です。学生が自由に発言することができる演習の授業は、緊張感はありつつも、終始和やかなムードで進められ、学生同士の交流を深める場としても重要となります。

    どのような専門知識を修得するのか、そしてどのような活動に参加するのかは、指導教員により様々ですが、演習の総仕上げとして4年次終了前に卒業論文を完成し提出することは、経営学部に共通の演習修了要件となっています。

    (*)輪読とは、1冊のテキストについてゼミ生全員でそれぞれの担当範囲を決め、担当者は事前に担当範囲の内容を熟読・理解して要約した資料を作成・配布・報告し、報告を受けた質疑応答を通じて、テキストの内容をゼミ生全員で共同して深く理解することを目指すものです。

    (経営学部教授 山口聖)