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    経営学部教員紹介シリーズVol.9(教授:伊藤 公一)

    2023年9月22日(金) 経営学部新着情報 お知らせの一覧

    今回研究内容をご紹介いただくのは、本学で「監査論」の授業を担当している、
    伊藤先生です。Konan-BIZにも詳しく書かれていますので、是非ご覧ください。

    伊藤ゼミでは,日商簿記3級程度の知識は修得済みであることを前提として2年次後期から会計学を中心に学びます。2年後期には輪読,3年次にはグループワーク,4年次に卒業論文作成をそれぞれ行います。輪読は財務諸表を投資者側・企業経営者側両方の視点から読み取ることができるように,財務分析とファイナンスの初歩的な考え方についてテキストの読解を通じて学びます。質疑応答による全員の積極的な議論への参加が重要な時間です。この2年次後期の学びを踏まえて,3年次に企業会計関連の課題を学生が自ら設定してグループワークを実施します。企業財務関連のニュースに注目して普段から情報収集しておかないと適切な課題の設定はできません。その結果をまとめてグループ単位でプレゼンテーションを行い,成果と今後の課題を確認します。就職活動との兼ね合いが難しい時期もありますが,皆頑張っています。4年次には3年次のグループワークの経験にもとづいてゼミ生が教員と相談して個別に研究課題を設定し,卒業論文を執筆します。



    写真は今年の6月に実施した3年次グループワークの中間報告会の一幕です。チームメンバーが協力して調査した結果をまとめて報告し,質疑応答を通じて今後必要となる作業の方向を確認します。

    (経営学部教授 伊藤公一)