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    専門演習Ⅰが始まりました

    2022年10月11日(火) 経営学部新着情報 お知らせの一覧

    経営学部では今年度も「専門演習Ⅰ」が始まりました。「専門演習Ⅰ」は2年次生向けの「ゼミ(ゼミナール)」です。ゼミ(演習)は少人数制で、今年度の定員は1クラス17名です。これから3年次・4年次に履修する「専門演習Ⅱ」と合わせて2年半、それぞれの指導教員のもとで専門領域を学びます。今年度の「専門演習Ⅰ(伊藤)」では、テキストの輪読(*)を通じて、企業経営者及び株主等(投資者)の視点に立った財務情報の読み方・使い方を学びつつ、「株主資本主義」に対する批判的な意見も参照する予定です。この約半年間に得られた知見に基づいて、3年次以降の「専門演習Ⅱ」において、企業の開示する環境・社会関連情報にも視野を広げ、グループワーク等を通じて、激しく変化しつつある企業の社会・個人との関係について、さらに見識を深めることを計画しています。

    演習は通常の講義とは異なり、調査、報告及び質疑応答で構成され、学生が主役となる時間です。したがって、演習に参加するためには、学生同士(及び教員と)の議論に積極的に参加する意思のみならず、参加者全員の事前の入念な準備も欠かせません。テキスト輪読、グループワーク、企業と連携した実践的学習等、演習の形態は指導教員により様々ですが、演習の総仕上げとして4年次終了前に卒業論文を完成し提出することは、経営学部に共通の演習修了要件となっています。


    今年度の「専門演習Ⅰ(伊藤)」メンバー(1名欠席、全員緊張気味)


    (*)輪読とは、1冊のテキストについてゼミ生全員でそれぞれの担当範囲を決め、担当者は事前に担当範囲の内容を熟読・理解して要約した資料を作成・配布・報告し、報告を受けた質疑応答を通じて、テキストの内容をゼミ生全員で共同して深く理解することを目指すものです。

    (経営学部教授 伊藤公一)