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    あなたが望むアクティブな授業、ここにあります ―経済学部のプロジェクトゼミ―

    2015年5月18日(月) 経済学部新着情報
    パッシブな授業参加からアクティブな授業参加へ
     伝統的な大学の授業(いわゆる講義)では、学生たちは、教員が伝える知識・情報を受け取るだけという受け身(パッシブ)な姿勢になります。こうした授業スタイルでは、学生がまったく能動的(アクティブ)ではありません。ここに、授業を変えるための重要なヒントがあります。
     
    アクティブ・ラーニングを授業スタイルのスタンダードに
     経済学部では、教育の質の向上を実現するために、「学生が能動的かつ主体的に授業へ関わる授業スタイル(アクティブ・ラーニング)」を授業のスタンダードにするという目標を(密かに)掲げています。なぜなら、授業ごとに学ぶ目的・目標を理解し、努力が成果を生むことを体験すれば、誰でも自然にアクティブになれると確信しているからです。
     
     経済学部のゼミ・演習系の授業(クラスサイズが小さい、いわゆる10~30人程度の少人数教育に相当する授業)では、すでにアクティブ・ラーニングがスタンダードになっています。そして100人を超える中規模のクラスサイズの授業でも、現在進行形で、アクティブ・ラーニングの導入を進めています。入門ミクロ経済学・入門マクロ経済学では、講義と演習を組み合わせることで、授業のアクティブ・ラーニング化をほぼ実現できました。その他の授業においても、部分的にアクティブ・ラーニングの導入が進められています。


    2014年度プロジェクトゼミ(グループワーク1)
     
    プロジェクトゼミへの道
     アクティブ・ラーニングの典型とされる授業スタイルの一つに、PBL(Project Based Learning, Problem Based Learning)型授業があります。日本では「課題解決型授業」と呼ばれるこの授業スタイルでは、授業に参加した学生がグループに分かれて、グループごとに提示された問題・課題の解決策を探すためのグループワークを中心に授業が進みます。
     
     現在、経済学部のゼミでは、多くがPBL型授業を取り入れています。その蓄積を踏まえて経済学部では、2014年度からプロジェクトゼミという授業を新たにスタートさせました。このプロジェクトゼミでは、社会の第一線で活躍する甲南大学のOB・OGから取り組むべき課題を提示してもらいます。さらに与えられた課題に対する解答・解決策をその先輩の前でプレゼンテーションして講評してもらう、というイベントを授業に組み込んでいます。2014年度は、サントリーホールディングス株式会社 代表取締役副会長 鳥井信吾氏(1975年理学部卒業)とモロゾフ株式会社 代表取締役社長 山口信二氏(1981年経済学部卒業)のお二人にご協力いただきました。


    2014年度プロジェクトゼミ(鳥井信吾 サントリー副会長)
     
     プロジェクトゼミの普段の授業では、学生は、経済学部の教員のサポートを受けつつ、グループ内で力を合わせて答を探求する経験を積んでいきます。そこでは、知識の収集・獲得、仲間と協力して考えを深める、努力の成果を先輩の前で発表するための準備を進める、といった言わばRPGのクエストにも似た時間を仲間とともに過ごすことになります。また、プレゼンテーションは一般の方々にも公開されていますので、自分たちの発表が世間の目にどう映るかという不安と緊張を体験することにもなります。


    2014年度プロジェクトゼミ(グループワーク2)
     
     2015年度のプロジェクトゼミ(プロジェクトゼミ2015)は、ミズノ株式会社会長の水野正人氏(1966年経済学部卒)を出題・講評者として迎え、来る7月11日に公開プレゼンテーションを実施する予定です。プロジェクトゼミ2015については、順次、授業の進行経過など、続報をお伝えいたします。
     
    (文責:小山直樹)