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    番外編:農水省での昼食(東京研修④)

    2017年9月28日(木) 法学部新着情報
     2017年9月12日から14日の3日間、えん罪救済ボランティアの学生30人と東京に研修に行きました。訪問先などについて、参加した学生が執筆した記事の第四弾です。(法学部教授 笹倉香奈)
     
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     えん 罪救済センター学生ボランティアの企画で東京研修に行ってきました。
    研修の正規のプログラムではありませんが、 東京研修2日目の昼食を、農林水産省の中にある食堂で頂くという滅多にない機会に恵まれました。
    農林水産省内の食堂は平日の昼間に営業していて、省内の職員だけではなく、一般の人も利用することができます。農林水産省は本館と別館と北別館に分かれていて、別館にはおむすびがテイクアウトできる「権米衛」、北別館にはそばやうどんがある「日豊庵」と和食などがある「手しごとや 咲くら」があります。今回、私たちは「手しごとや 咲くら」に向かいました。

     
      こちらの食堂は、日本の食料自給率・主食の米・国産食材にこだわった定食や丼、カレーなどが食べられます。食堂で目にするメニューにはそれぞれの料理の食料自給率が書かれていました。食堂の中はセルフサービスになっていて、カウンターで注文をするシステムになっていました。
      メニューは定番のものから鯨シチューなどの珍しいものまで様々ありました。そこで私たちはまぐろ漬け丼とオムハヤシをいただきました。まぐろ漬け丼はたくさんのまぐろがのってとても豪華で美味しかったです。またオムハヤシもふわふわとろけて美味しかったです。

     
      またこのお店の向かい側には「消費者の部屋」という私たちのくらしに身近なものの展示がある部屋がありました。今回はお米についての展示がなされていて、そこでアンケートに答えると、お米で作ったライスミルクをもらうこともできました。
     最初は農林水産省に対して、堅苦しいイメージがありましたが、実際に日本の食材について知って、実際に食べてみると、農林水産省が私たちにとって最も身近な省庁であることが分かりました。農林水産省を訪問することで、私たちにとって最も大切な「食べること」についてよく考えることができました。今回の研修は刑事司法の運用されている現場を訪ねることが目的でしたが、刑事司法だけではなく、日本の食についても学習することができました。えん罪についてはもちろん、他の分野もしっかりと学習をしていきたいと強く思いました。
    (法学部3回生中村みを)