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    法学部の講義ってどんな感じ?② & 模擬裁判!

    2017年2月17日(金) 法学部新着情報
     前回の記事に引き続き、第二弾として「刑事訴訟法Ⅰ」の講義を2回生の中村さんが紹介してくれます。
     
     私がご紹介するのは「刑事訴訟法I」という講義です。
    「刑事訴訟法」とは、刑事事件の真相を明らかにし、刑罰法令を適正且つ迅速に適用することを目的とした法律です(刑事訴訟法第1条)。「刑事訴訟法Ⅰ」の講義では事件が起こってから捜査までの法律、いわゆる「捜査法」を扱います。具体的には刑事事件の捜査の始まりとは何か、捜査はどのような方法で行われるか、逮捕とは何か、逮捕されるとどうなるか等、様々なことを学べます。
     また、この講義では動画などの視聴覚教材を使って授業をすることもあります。実際に警察官の職務質問の様子を見て理解を深めたりしました。将来、法曹や警察官、または裁判所職員等になりたいと考えている方は受講をお勧めします。
    また、刑事ドラマなどが好きな方にもお勧めです。いつも見ているドラマが、より一層面白く感じられると思います。
     どの学部でも、大学の講義では、受動的な姿勢ではなく、能動的な姿勢が求められます。大学では、与えられた問題に対して、答えは一つだけではない場合が多く存在します。故に、大学では講義をただ聞くのではなく、聞いて考え、自分の考えを人に伝えられるようになることが求められます。大学には各分野に精通した先生方がたくさんいます。その各分野の先生方の考え方に直接触れられることこそ、大学の授業の醍醐味です。
     ぜひ、たくさんの授業を受講して、様々な考え方に触れてください。高校生の皆さんのご入学をお待ちしています。(2回生・中村みを)
     
     中村さんのいう「能動的な学習」のひとつとして、法学部の1~3回生の有志で刑事事件の模擬裁判を上演します。
    今年は窃盗事件を扱います。被告人は法学部の大学3回生で、無罪を主張しています。判決はどうなるのでしょうか。
     事案は実際に起こった事件をベースにして「事案チーム」が作成しました。弁護人、検察官、裁判官役は証拠などから事件を読み解き、実際の裁判と同じように法廷でのバトルを繰り広げます。判決は当日の評議が終わるまで、誰にも予測ができません。
     一般の方にも公開しています。高校生の皆さんも是非お越し下さい。
    詳細な情報をTwitterにもアップしています。>>>
     
    ★日時:2017年2月24日金曜日 15時15分開場、15時30分開演
    ★場所:甲南大学岡本キャンパス12号館4階 法廷教室
    今年はえん罪布川事件の桜井昌司さんにもお越し頂き、コメントを頂戴する予定です。
     本企画は甲南大学父母の会の支援を得て実現しました。
     

     
    [写真:模擬裁判の準備をする学生の皆さん]