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    「ゼミ」ってなあに?

    2016年11月04日(金) 法学部新着情報
     法学部の講義は、大きな教室で大人数が一斉に受ける授業が基本的なスタイルですが、1クラス5~20人で受講する「ゼミナール(ゼミ、演習)」という授業もあります。ゼミでは、疑問に思ったテーマについて自分で調べて意見をまとめて他の人たちに向けて発表し、みんなで議論をして考えを深めていくという能力を養います。
     甲南大学法学部では、1年次の前半に「基礎演習」、2年次に半期で「選択演習」を開講するほか、3年次には1年を通して「専門演習」が開講されています。
     このうち、3年次のゼミは、大学生活のハイライトのひとつです。同じメンバーと1年間をともに過ごし、色々な時間を共有します。ですから、どのゼミに入るかの選択はとても重要です。
     そこで、法学部では、2回生がどのゼミに入るか決める判断材料とするべく、「ゼミ説明会」を毎年11月初旬に開催しています。

      
     ゼミ説明会の運営をしたのは、法学会の教員・学生の皆さんたち。
     そして、ゼミの発表をするのは、現在各ゼミに所属している3回生の学生たちです。
     ゼミの特徴を7分間以内で最大限に伝えることができるよう、プレゼンテーションを工夫します。

      
     16時半から19時まで、憲法、民事法、刑事法、政治学、基礎法…と、20以上のゼミの説明が続きます。長丁場にもかかわらず、たくさんの2回生が聞きに来て、メモをとりながら、どのゼミに入りたいか、真剣に判断していました。
     11月の中旬には「公開ゼミ」があります。2回生は実際のゼミに参観に行き、その後正式に申込みをして、3回生から入るゼミを決めていきます。さあ、皆さんだったら、どのゼミに入りますか?(文責:法学部教授 笹倉香奈)