7/９（日）に甲南大学夏期オープンキャンパスが開催され、たくさんの高校生や保護者の方に参加していただきました。みなさん、お忙しい中、岡本キャンパスにお越しいただき本当にありがとうございました。

法学部の「学部説明会」では、はじめに学部長の金丸　義衡教授から、法学部で学ぶことの意義やカリキュラムの概要について説明していただきました。また、公務員を目指す法学部生を支援する「公共人材養成プロジェクト」についても詳しく紹介していただきました。

続いて、下記の2つの模擬講義を実施いたしました。

尾原　宏之教授から「近代日本政治と神戸」というテーマで、中学校や高校の授業でも出てくる有名な政治的事件や人物と、甲南大学のある街・神戸との意外な関係について講演いただきました。私たちの身近な都市である神戸市が、わずか50年の間に発達した新しい都市で、港町として発展してきた歴史についてのお話はとても興味深い内容でした。

橋口　祐介准教授の講義では、今日の日本社会では、AIや高齢化、そして新型コロナウィルスへの対応など、現在の契約法では十分に対応できない事態が立て続けに起きているという状況のもとで、これらの事態に対応するためには契約法を改正すべきかどうかという問題について、３年のゼミ生から具体的なテーマに沿った研究とその実践を紹介いただきました。法律とは何かについて皆さんに考えていただく良い機会となりました。


最後に、8月6日（日）に開催する第2弾甲南大学夏期オープンキャンパスについてご紹介したいと思います。
濱谷　和生教授による「暮らしの中の契約自由と公正な消費者取引」というテーマの模擬講義では、責任を以て契約を結ぶ大切さについて一緒に考えていきます。また笹倉　香奈教授は「有罪？無罪？あなたならどうする？」というテーマで模擬裁判を行います。学生が作り上げた模擬裁判を傍聴しながら、刑事裁判の世界を体験してみませんか。
皆さんのご参加を心よりお待ちしています！


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