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    歴史文化学科:「歴らぼ中世班」、岡山を行く!

    2018年7月30日(月) 文学部新着情報
     文学部歴史文化学科には「歴らぼ」という学科内サークル(?)があります。その一つである、歴らぼ「中世班」は毎週木曜日の昼休み、『姫路市史』に紹介された芥田家文書を少しずつ読んでいます。史料の輪読に少々疲れてきたところで、たまには外に出ようということで、岡山市の吉備津神社と岡山城・後楽園をめぐってきました。
     のんびりした、楽しい巡見になりました。参加したメンバーの旅行記をどうぞ。
     
    【付記】7月初旬、この原稿を投稿しようと準備していた時、豪雨のため岡山も大きな被害を被りました。各地の甚大な被害が伝えられるなか、安穏とした旅行記をアップするのがためらわれました。しかし新聞報道によると、岡山城・後楽園は観光客が減少しているとのことです。岡山の名城・名園を訪問することもまた、岡山への支援になるのではないかと思われます。(中世班顧問 佐藤泰弘)
     
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     6月24日、歴らぼ中世班は岡山に行ってきました。
     最初に、吉備津神社を訪れました。午前10時に岡山駅に集合し、吉備線(桃太郎線)で吉備津駅に向かいます。吉備津神社は、本殿・拝殿が国宝に指定されています。また、重要文化財のお釜殿は、鳴釜神事で多くの人に知られています。境内には見頃を迎えた紫陽花が多く咲いており、歴史の重みと自然の素晴らしさを感じることができました。
     
     昼食後、岡山城へ。慶長2年(1597)に宇喜多秀家が築城しました。「烏城」とも呼ばれたように外観が黒く、かなり目立っています。城内では、岡山城の歴史や池田家の調度品などが展示されていました。最上階では後楽園や周辺の地域が一望でき、岡山の風土を感じることができました。
     
     
     
     
     最後に、後楽園を訪れました。後楽園は、自然豊かでのどかな雰囲気を感じることができました。観光客も多く見受けられ、岡山城や後楽園は多くの人に愛されているんだなぁと思いました。
     炎天下でしたが、岡山県の歴史の重みと素敵な風土を感じられた巡見になりました。
    (文学部歴史文化学科3回生 圓山紗矢)