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甲南大学×元町映画館×Harukana Showコラボイベント― 社会学科西川ゼミのメディア実践 ― レポートその2
2018年7月24日(火) 文学部新着情報
ゼミでいきなりラジオ番組制作、しかもアメリカから生放送・配信
2回生の西川ゼミはこの4月に始まったばかりです。しかも、元町映画館とのコラボ企画がゼミに正式に伝えられたのは6月19日、学生たちが企画する番組が生放送は、現地時間は7月2日9-10pm、日本時間は7月3日11-12amです。番組はアメリカ、イリノイ州のUrbana-Champaignへラジオで生放送され、同時に世界へもストリーム配信されます。学生にとっては、企画と実践を制作現場から学ぶ貴重な機会ではあります。しかし、2週間の間に、WRFUスタジオをインターネットで接続し日本からの音声をラジオ局へ送信できるよう、教室を臨時スタジオとして設営し、また番組構成、トークのテーマ、内容を考えなければなりません。本当に自分たちでできるだろうか?
ラジオ番組の公開収録を視聴―現場から学ぶ経験、事前リサーチの大切さ
6月19日のゼミでは、宮本裕也氏に甲南大学へお越しいただき、教室でHarukana Showの公開収録をしました。番組ホストのMugiko(西川)が聞き手となり、Hiroyaさん(宮本氏)に、「元町映画館や日本のミニシアター」についてのお話を伺いました。学生たちはHiroyaさんから、「学生時代に現場から学ぶ経験を重ねておく」、企画・イベント、そして今回の番組制作においても、「事前の徹底したリサーチが大切」というアドバイスを受けました。この公開収録は、音源を編集して6月22日(金)のHarukana Showでアメリカから放送・配信され、番組サイトPodcast No.379 に掲載されました。こうした番組制作のプロセスを実際に見て、学生たちは宮本氏への質問を考え、同氏を再びゲストに迎え、今度は自分たちが番組を制作します。
SKU-Team Kuma-san結成、関心と特技に合わせて役割分担
Harukana Showからは、番組制作のプロセスと役割分担について簡単な説明を受けました。配布されたのはこの資料1枚。学生たちは、SKU(Students of Konan University)チームKuma-sanを結成、9名のスタッフが、それぞれの関心と特技を活かして役割分担を決めました。6月25日のゼミでは、机や椅子などの会場の設営から使い慣れない機材の設定、ジングル制作、トークの内容、の打ち合わせまでを同時に行い大奮闘でした。みんなで作業するのは楽しいけれど、はたして自分の担当をこなせるのか不安も増します。
その3へ続く
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