新着情報
歴史文化学科 みんぱく見学会(基礎演習I)
2025年2月14日(金) 文学部新着情報 お知らせの一覧 2024年4月13日(土)、教員9名の基礎ゼミ合同の新歓イベントとして、1年生全員で国立民族学博物館(みんぱく)に見学に行きました。みんぱく見学会はコロナ禍でしばらく取りやめになっていましたが、満を持しての再開です!
当日は9つの班に分かれて展示を見学し、お題のテーマに沿って「実物」をじっくり観察し、そこから読み解いたことを持ち寄ってグループ発表しました。一年生同士の距離も縮まり和気藹々としたイベントとなりました。見学会&グループ発表を終えた1年生の感想をいくつかご紹介します。
「みんぱく見学会では、私達の班は衣装をテーマに調べて発表をしました。各地域の新郎新婦の服装に絞って調べたのですが、日本と比較した際にどの国もそれぞれ違いや特徴が存在し、中国のような日本と近い国でさえも色や装飾が大きく違っていました。このことから、それぞれ国や地域ごとに文化が存在しているからこそ、衣装の色や装飾にはそれぞれの意味が表れているということがわかりました。」(S.F.)
「私たちの班は墓について発表しました。墓や葬儀の違いからも各国の思想などが読み取ることが出来ました。1番印象に残っているものは、ルーマニアの陽気な墓です。生前頑張っていたことや楽しみにしていたことを絵に残す方法で、とても死者を慈しんでいるように感じました。博物館はあまりいったことがなかったので、今回を通して身近に歴史、文化に触れ合えたことはとても勉強になりました。」(R.S.)
「ゼミのグループ発表では、それぞれの知識やアイデアを出して写真を決めたり、原稿を作ったりできて楽しかったです。私は世界史の知識があまりなかったので、新しい視点からの発表で興味のあること以外でも取り組むことができて良かったです。」(S.K.)
「思っていたよりも沢山の展示があって、とても見尽くせなかったのが残念でした。
有名なものから、全然知らなかったものまで、展示を見るだけで、興味を引かれるものばかりでした。知識として、「こんな文化がある」というのは知っていても、実際にものを見ることで、想像ではない実感として、より深く知ることができたと思います。先生たちが仰っていた、「本物を見る」というのが、とても大切だと感じました。」(S.Y.) (文学部歴史文化学科 教授 図師宣忠)