新着情報
飛騨シューレってなに?—文学部社会学科関ゼミ活動報告—
2023年10月16日(月) 文学部新着情報 お知らせの一覧2023年度前期に、関ゼミ3回生たちが取り組んだ活動を報告します。 前回報告したイベントの後は、一般社団法人「飛騨シューレ」について調べてリーフレットにまとめるプロジェクトを実施しました。
<「飛騨シューレ」とは>
飛騨シューレとは、岐阜県飛騨市神岡町を中心に活動している総合型地域スポーツクラブのことです。2024年度に20周年を迎えるこの団体は、もともとキッズテニスの活動からスタートし、現在はスポーツ庁などとも連携をしながら幅広い活動を展開しています。
<1泊2日の現地調査>
2023年6月16日(金)〜17日(土)の1泊2日で、現地調査を実施しました。大阪駅から高速バスで約5時間、その後さらに濃飛バスで1時間強をかけて神岡町に到着しました。
1日目は、飛騨シューレの活動場所を見学した後、代表の山田ゆかりさんや関係者の方々へのインタビューを実施しました。2日目の午前は、神岡町の子どもたちの「からだ遊び」に参加し、午後は古川町の子どもたちの「キッズテニス」に参加しました。
参加したゼミ生の声を一部紹介します。
· 子ども達が自らルールや時間配分を考えてスポーツをしている姿を見て、純粋に体を動かすことを楽しむ大切さを思い出しました。
· 飛騨シューレの活動は子ども達にとって、運動不足の解消であったり、学校以外でのコミュニティの形成、スポーツの楽しさを実感する貴重な機会にも繋がっているんだなと実際に体験して感じました。
· 私も子どもの頃に飛騨シューレのような活動に出会いたかったなと思いました。
<まとめ>
調査の内容は、リーフレットにまとめ、7月1日〜2日に中京大学で開催された「スポーツとジェンダー学会(JSSGS)」第22回大会で配布しました。
また、調査の内容は、パワーポイントスライドにもまとめ、7月28日に社会学科共同研究室・図書室で開催された4回生とのゼミ合同発表会で報告しました
今回のプロジェクトは、関が現在、京都教育大学の井谷惠子先生らと取り組んでいるPEGP(Physical Education & Gender Politics)研究プロジェクトの一環として実施しました。作成したリーフレットもHPに掲載していますので、ぜひご覧ください。
☆リーフレットはこちら
代表の山田ゆかりさんをはじめ、関係者のみなさま、本当にありがとうございました!
(文学部社会学科 講師 関めぐみ)