プライドセンター大阪の機能を全国各地に届けるプロジェクト「どこでもプライド・キャラバン」が、2023年4月26日（水）に社会学科関ゼミとの共催で実施されました。（※チラシはこちら）

＜「プライドセンター大阪」とは＞
　プライドセンター大阪は、大阪の天満橋にある常設LGBTQセンターです。みんなが自分でいられる場所、必要な時に助けを求められる場所をつくり、それをまち全体に広げるというミッションに掲げて活動されています。

　中心となった関ゼミ３回生たちは、事前学習として4月14日（金）にプライドセンターを訪れ、スタッフの方々からお話を伺いました。

＜どこでもプライド・キャラバン＠甲南大学＞
　キャラバン当日は、４回生のひとちゃんをリーダーに、３回生たちが11:00から設営を手伝い、昼休みにチラシを配布しました。

　３限（13:00）からは、社会学科阿部ゼミ３回生たちが合流し、センターのスタッフの方々へインタビューを行いました。

　また、「プログレス・プライドフラッグをつくろう！」というワークショップも開催され、みんなで工作を楽しみながらフラッグの意味を学びました。

　4限（14:40）からは、ろう者の映画監督今井ミカさんの作品『ジンジャーミルク』を鑑賞しました。

＜振り返って＞​
当日の朝は大雨だったのでどうなることかと心配しましたが、図書館のツイートの後押しもあり、全体として80名ほどの参加がありました。

参加した関ゼミ生の声を一部紹介します。
•    プライドキャラバンの方々のお話を実際に聞けたり、みんなでフラッグを完成させたりと貴重な体験が出来たのでとても楽しかったです！
•    LGBTQに関わる活動をしている人と初めて直接お会いすることができました。少し緊張してあまりお話できなかったのが悔やまれますが、本を眺めているときに話しかけていただいて嬉しかったです。
•    自分の性について真剣に考えてみようと思ったいい機会になりました。

甲南大学にとって、多様性を尊重する環境をつくる上での大切な一歩となりました。これからも、学生・教職員が安心して過ごせるキャンパスづくりのために、ゼミ生さんたちと一緒に取り組んでいきます。センターのスタッフの方々、ゼミ生のみなさん、開催を応援してくださった全ての方に感謝いたします。

☆プライドセンター大阪のイベントレポートはこちら

（文学部社会学科　講師　関めぐみ）