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企業と連携して、甲南大学生が地元中学生に「ぼうさい授業」

2018年9月21日(金) 共通教育新着情報

 8月26日(火)に甲南大学iCommonsのスタジオで、東京海上日動火災保険株式会社と甲南大学による防災授業を実施しました。当日は、近隣の住吉中学校の生徒103名を参加者に迎え、住吉中学校教員30名、東京海上日動火災保険(株)の職員1名、甲南大学生4名、地域連携センター教職員6名が参加しました。「助けられる側から、助ける側として防災を捉える」をコンセプトに、体験型学習(ワークショップ)の部分を甲南大学生が約3か月をかけて企画・構成しました。
 授業の前半は、甲南大学の佐藤泰弘教授による住吉中学校周辺のまちと防災の歴史の講義の後、保険会社の方から地震や津波のメカニズム等について説明いただきました。その後、私たち甲南大学生4名から、南海トラフ地震をはじめ神戸のまちの災害のリスクについて解説しました。
 
○「想定にとらわれない」をどう伝えるか?
グループワークでは、住吉中学校の校区周辺の地図を使用してハザードマップを作成。一定の条件を与え、どの避難所にどう逃げるか話し合ってもらいました。中学生からは「家が土砂災害警戒区域とは知らなかった」、「避難場所を家族で決めておく必要がある」などの声が聞かれました。
また、避難する際に何ができるか、そのために日常できることをたずねると、前者は「率先して逃げること」、「身近な人に声をかけること」、後者は「普段から地域の人と話ができる関係性をつくること」、「簡単な応急処置ができるようになる」など、防災に繋がる日常の取り組みが挙げられました。
 
○人に伝える難しさと、企業との共同企画での学び
この活動を通して、私たち大学生は、人に何かを伝えることの難しさを実感しました。日常会話とは異なる言葉の言い回しや興味の引き方などは、普段あまり考える機会がありません。だからこそ「伝えるコツ」を工夫して、実践する場はとても大切です。
また、企業との共同企画は大変貴重な機会で、打ち合わせのための企業訪問や、防災教育の取り組み姿勢は大変学びになりました。両者をつなぐ橋渡し機能を担う地域連携センター(KOREC;コレック)があったことも大きいです。このような貴重な機会を得て、自分の経験値を高めることができたと考えています。
(チームを代表して 文学部人間科学科3年生 森田美耶)