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フィールドワーク型授業「科学と産業政策」(報告)

2015年9月29日(火) フロンティアサイエンス学部新着情報
 この甲南Ch.で以前に紹介した、船に乗るフィールドワーク型授業「科学と産業政策(フロンティアサイエンス学部3年次対象)」が、今年も開講されました。深江丸(神戸大学海事科学部実習船)の他にも、神戸医療産業都市(理化学研究所、スーパーコンピュータ京)や大型放射光施設SPring-8など、4日間にわたって、さまざまな場所から科学技術と産業について視て・聴いて・考えるユニークな授業です。受講生の感想を紹介します。
 
○神戸医療産業都市(神戸市)
 神戸市のサイエンスコーディネーターの方から神戸医療産業都市に関する解説を聴いた後、スーパーコンピュータ京などの周辺研究施設を見学し、科学技術と産業の関わりについて議論しました。
「医療産業都市計画によって企業や研究所、大学、病院などが経済発展だけでなく、福祉の充実や、アジアの医療の先駆けとなるために協力し合おうとする姿勢は素晴らしいと思った。」(山本)
  
 
 
○大型放射光施設SPring-8、X線自由電子レーザー施設SACLA(兵庫県佐用郡)
 放射光の性質や、バイオや材料分野への応用に関する講義を聴いた後、施設見学を行いました。
「講義を受けたり、施設を見ることによって、自分が興味のある分野を再認識できた。壮大な装置で、本当に小さなものを見られるということがとても魅力的で、世界と競える施設が兵庫県にあることを誇りに感じた。」(中上)
 
 
 
○深江丸(神戸港−高松港)
 深江丸(神戸大学海事科学部実習船)で高松への1泊2日(船内泊)の航海に出て、講義や、船からの神戸港見学を通じて海上物流について学びました。また、高松市では、船用ディーゼルエンジン(高さ7メートル!)を開発・製造されている株式会社マキタ様に工場見学をさせていただきました。
「今回、この講義を通して、航海士・機関士・エンジン開発者の方々や、航海スタッフとして乗船して下さった神戸大学海事科学部4年生の方々など、普段関わることのないような、自分とはまったく異なる視点や考えを持つ人々と関わることができた。そういった人々と積極的に関わりを持つことで、今まで何の関心も無かったことに対しても興味を持てるようになり、自分の視野が広がった。」(杉本)
 
 
  
(文責:松井淳)