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四條畷学園高等学校で高大連携法教育プログラムを実施しました。

2020年2月13日(木) 法学部新着情報

 2020年1月27日、法学部の学生2名と前田忠弘教授が四條畷学園高等学校を訪れ、高校2年生の生徒さんたちとともに模擬裁判を行いました。

 模擬裁判に先立ち、前田教授が「法と政治を学び、社会に生かす」と題し、法学の入門授業を行いました。また私たちも、前田ゼミで研究してきたこと、それを生かして、地域社会で実践している「更生支援プロジェクト」について発表させていただきました。



 模擬裁判では、裁判官、検察官、弁護人、証人、被告人の役割を高校生と学生で演じ、コンビニで万引きをした被告人が追いかけてきた店員をナイフで負傷させたとする検察官の主張について、犯行現場の写真や被告人が所持していたナイフ、目撃者の証言、被告人への質問、「疑わしきは罰せず」を主張する弁護人の主張を見聞きしたうえで、強盗傷害罪が成立するのか否かを、一緒に考えました。

 傍聴席の生徒さんにも、検察官側と弁護人側のどちらの意見に賛同するかを応えてもらいました。傍聴席の生徒さんたちでは、検察官側・弁護人側を支持する意見はほぼ半々でしたが、裁判官・裁判員は7人が検察官側、2人が弁護人側の意見に賛同し、判決は強盗傷害罪でした。

 裁判長を演じてくれた生徒さんは「被告人が行った行為には傷害の意思があったと思う」と発表してくれました。また、「被告人が日常的にナイフを所持していたことが判断の材料になった」とする生徒さんの意見もありました。



 模擬裁判の判決を真剣に考え、自分の意見を発表する生徒さんの姿に私たちも学ぶところがありました。今回の高大連携法教育プログラムを機会に、身近な社会問題に興味を持ち、様々な進路の参考にしてもらえればと思いました。
                                   (小林里江 法学部3回生)