甲南大学では、教職課程を履修している学生（希望者）が、小・中学校の学校現場に学校ボランティアとして入り、教員のサポートや児童・生徒の学習支援等に従事しています。
　9月17日（火）に、「学校ボランティア活動報告会」を開催しました。当日は、21名が集い、前期までに活動した３年生、４年生の中から、7名の学生が自らの体験を発表しました。これからこの活動をはじめる学生や現在活動を行っている学生から、多くの質問が出されて、活発な意見交換ができました。

3・4年生の発表と質疑応答

　この活動は、学校現場の雰囲気を肌で感じ、教師の仕事を間近で観察できるメリットがあります。発表者からは、各自の学びや参加できたことの喜びが伝えられました。学校ボランティアに参加することによって、「子どもの成長・発達を身近に感じられた」、「先生方の仕事の大変さとやり甲斐感を間近で見て感じられた」、そして、「教師としての立場と生徒（児童）としての両方の立場からの視点で学校を捉えることができ、教育現場を知るうえで、大変役立った」などの意見が出されました。また、4年生からは、現時点で教員になるかどうか迷っているのであれば、ぜひとも学校ボランティアを体験してほしいという、意見も出されました。
　教員を目指す皆さんの学校ボランティア活動への積極的な参加をお待ちしています。

（法学部・教職教育センター特任教授 八木 眞由美）

担当教員による総評と4年生の司会者による激励

★教職教育センターでは教育職員免許状の取得支援のみならず、各自治体の教育委員会と連携した学校ボランティア・インターンシップの実施、また、教員採用試験を受験する学生を支援するために、対策講座の開講など、さまざまなプログラムを用意しています。
　甲南大学で取得できる教員免許状などについては、HPをご覧ください。

（教職教育センター事務室）
http://www.konan-u.ac.jp/ktec/jyukensei