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    インターンシップのススメ

    2016年5月27日(金) 共通教育新着情報


    ドイツ(マインツ)での生活も3ヵ月経った2015年6月、スイス(ローザンヌ)のIOC本部を訪問した。世界のスポーツ現状や将来について興味を持っていたからである。ローザンヌでは、東京オリンピック開催に向け、同年春から現地入りされている文部科学省の担当者の方から、オリンピックの歴史や世界トップクラスのアスリートの現状などを直接伺うことができた。留学目標のひとつに、東京オリンピックの成功というキーワードを挙げていた私には大変貴重な体験となった。このことがきっかけとなり、是非文部科学省スポーツ庁で直接学びたいと考えるようになった。

    文部科学省が行っているインターンシップは年3回募集があり、それぞれの時期によって日数や内容も異なるようである。私はできるだけ早く参加したかったため、帰国直後に実施される春期インターンシップにエントリーした。ドイツからのエントリーであったが、熱い思いを伝えるため、出願書類の作成には時間をかけた。その結果、第一志望のスポーツ庁競技スポーツ課にて受け入れて頂くことができた。
    研修中
    一番印象に残っているのは、ナショナルトレーニングセンタ-の視察である。東京オリンピック・パラリンピックに向けて始動しているスポーツ庁の勢いを肌で感じることができた。トップアスリートと呼ばれる人たちだけでなく、一般国民からの意見も大切にしながら今後の日本スポーツ界の発展に役立てたい。




    国家機密に多く触れながら働かせて頂いた霞ヶ関での時間は本当に貴
    重であった。これからの人生にも最大限に生かしていきたい。
    文部科学省内でのインターンシップは、企業でのインターンシップとはまた違った経験になると思います。甲南大学の皆さんも是非挑戦してください。(経営学部4回 本郷友崇)