甲南大学では、「外国語科目」において優秀な成績を修めた学生に対して、『優秀賞』を授与しています。対象となる学生は、学部学生で3年次終了までに中級・上級外国語科目の単位を一定以上修得した者、となっています。

2023年度は、学生6名が受賞し、6月6日に授賞式を開催し、全学共通教育センター高所長より受賞者へ表彰状を授与いたしました。
受賞者の声を一部ご紹介します。
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フランス語を話す国は英語の次に多いと聞き、興味をもったため、甲南大学では第二外国語としてフランス語を選択することに決めました。将来は海外で働きたいと思っており、英語だけでなくフランス語を学ぶことで、海外での活躍につなげられると考えました。卒業後の就職内定先には海外事業もあるため、甲南で学んだことを仕事でも活かしたいです。
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高校生の時から「大学に入ったらフランス語を学びたい」と思っており、甲南大学への入学を決めました。私が外国語学習について特に力を入れた点は、授業が終わった後にノートをまとめることです。その日に覚えた単語をノートにまとめることで、理解を定着させました。外国語学習で優秀賞をいただけた経験を活かして、引き続き就職活動に励みたいです。
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私は百貨店でアルバイトをしていますが、最近は海外からのお客様も多く、英語や韓国語で接客できたときに「外国語を学んでいてよかった」と感じました。９月からは、念願だったカナダへの留学を予定しています。この賞をいただけたことが、留学への自信になりました。
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甲南大学の良いところは、自分の専門に加えて、外国語を多く学べるところです。外国語を学ぶ中で、その土地の暮らしや文化についても知ることができました。入学前、英語には苦手意識がありましたが、フランス語と英語には共通する部分があることがわかり、フランス語の学習が英語の上達にも繋がったと思います。
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外国語科目担当教員からのお祝いのコメントも紹介します。
受賞者の皆さんは、コロナ禍のなか、3年間、地道に外国語の学習を続けてこられました。２言語以上の外国語の中級・上級科目を所定の単位数履修し、優秀な成績を修めることは並大抵のことではありません。外国語科目優秀賞の受賞を心からお祝い申し上げます。
外国語の学習は、単に言葉を置き換える作業ではなく、自分の頭で考えることにつながっています。
皆さんは、母語以外の２つの言語への深い理解を通して「自分の頭で考える」ことを体得されたはずです。今後の人生において、それは何よりも大切な能力となると思います。ぜひ、その能力を社会で活かしてください。
（全学教育推進機構事務室）