新着情報
文化会交響楽団から演奏会のレポートが届きました。
2016年1月16日(土) 共通教育新着情報
こんにちは!甲南大学文化会交響楽団(甲響)です。
先月26日の第55回定期演奏会には、たくさんの方にご来場頂き、ありがとうございました!
私たちの楽団は大学1回生の時に入部し、4回生の12月で引退となります。長いようで短い、そして何よりも「濃い」4年間の集大成を定期演奏会で出せたと思っております。
また、昨年の11月には「もう一度、バイオリンの音を聞きたい」という利用者の方の声がきっかけになり、近隣の老人ホームに慰問させて頂く機会がありました。
当日は、弦楽器 4人(バイオリン2人ビオラ1人チェロ1人)、木管楽器 5人(フルート1人オーボエ1人クラリネット1人ファゴット1人)の計9人でお邪魔しました。
最初に挨拶と軽く楽器紹介をした後、弦楽四重奏と木管五重奏を交互に演奏しました。
プログラムの最後には、奏者全員でふるさとの伴奏を演奏し、老人ホームのみなさんに歌って頂きました。
それが1番喜んで頂けたのではないかと思います。泣いてらっしゃる方もお見受けしました。バイオリン以外の弦楽器や木管楽器の演奏も組み入れたことで、より楽しんで頂けたようでした。
普段の演奏会とは違う非常に近い距離での演奏は、かなり緊張しましたが、皆さんの喜んでおられるお顔を拝見し、逆に演奏する喜びを感じることができました。
2016年の今年、定期演奏会は56回目を迎えます。
長年部室として使用していた愛着のある部屋が建替えとなり、しばらくは練習場所を転々とする日々が続きますが、それも「逆境」として力に変え、新しい施設で活動できる日を楽しみに、これからも甲南大学の顔として日々精進して参りますので、演奏会に足を運んで頂けると嬉しいです。
また「初心者大歓迎」で皆さんの入部をお待ちしています。よろしくお願いします!(法学部4年・中村紘子)