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    甲南スポーツの花 ―陸上競技部女子―

    2016年1月04日(月) 共通教育新着情報
     みなさんはスポーツを楽しんでいますか。今週は甲南大学におけるスポーツ事情についてお話しをします。
     甲南大学はとてもスポーツが盛んな大学です。体育会系運動部は47団体に上り、さらに運動系サークルまで含めると、およそ100団体となります。ではなぜ、このように盛んなのでしょうか。その大きな理由として、甲南大学全体が、スポーツと学業を共に奨励する文武両道の大学であり、全学で実践していることがあげられます。
     その盛んなスポーツの中でも、特に輝かしい活躍をしているのが陸上競技部女子です。100m日本記録保持者の伊東浩司先生の指導の下、全国から優秀な選手が集い、日夜練習を続けています。
     ここで重要なことは、スポーツ選手といえども、学業面では一切の配慮はなく、一般学生と全く同様に授業を受け、定期試験や課題に合格する必要があると言うことです。そのような厳しい環境の中、陸上競技部女子は例年大活躍をしてくれています。
     昨年(2015年)の天皇賜杯第84回日本学生陸上競技対校選手権大会(インカレ)では、文学部英語英米文学科3年生の田中杏梨さんが、女子100mハードルで第2位というすばらしい戦績を残してくれました。1位とは惜しくも0.01秒差でやぶれましたが、全国のトップ選手であることは間違いありません。また、個人だけでなく、チーム甲南としても、同大会の4×100mリレーで堂々の第2位、また、第99回日本陸上競技選手権リレー競技大会では、同リレー第3位(45.06秒 関西学生新)という成果を残してくれました。これは甲南大学の団結力や選手層の厚さを表しており、個人の活躍以上に喜ばしいことです。
    長坂学長とリレーチーム。右から2人目が田中さん。
     
     このような全国トップクラスの選手たちが、普通に大学生活を送っており、スポーツ選手である前に、大学生として仲間と共に学び、人間として日々成長していることが、甲南スポーツの強みであり、すばらしさと言えるでしょう。
    (文責:学長補佐 森元勘治)