1月22日（土）、スポーツ能力に優れた者の推薦入学試験（スポーツ推薦）合格者約60名を対象に、Web会議システム「Zoom」によるオンライン入学前スクーリングを開催しました。
　本スクーリングは、スポーツ推薦合格者が入学前からコミュニティを形成し、甲南大学生として部活動を含めて大学生活に取り組めるようにすることを目的に、昨年度より企画・実施を行っています。
　当日は、共通教育センター鵤木副所長による司会進行のもと、レクチャーや体験談の講演、そしてグループに分かれてのワークを実施しました。

図１：レクチャーの様子

　共通教育センター高所長の挨拶の後、吉本准教授より大学生活での心構えに関するミニレクチャーが行われました。その後、グループワークによる意見交換と、先輩学生による講演会を実施しました。先輩の体験談では、部活動で活躍する先輩学生2名からこれまでの大学生活について、自身の体験談や失敗談なども交え講演いただきました。

図２：先輩たちの体験談の様子

　グループワークでは、3～4名のグループに分かれ、先輩学生である学生サポーターの進行・ファシリテーションのもと、これまでの自分を振り返り、大学生活の目標を考えるワークを実施しました。
　実施後アンケートにて、当日の各プログラムの満足度について5段階評価で回答を求めたところ、すべての項目で「満足」「やや満足」をあわせた回答が9割を超え、平均4.6以上と高い満足度を得ました。
　自由記述でも「入学前に先生方や先輩方の話を聞けて少し大学の様子を知れてよかった。入学前に顔合わせができてよかった。」「先輩方の貴重な体験を聞くことができ、大学生活への不安が少し解消された」「目標を口にすることでより一層気合いが入った」「大学生の先輩たちが優しく接してくれたので、とても楽しかった」など、前向きな回答が多く見られました。
　オンライン上での開催となりましたが、大学生活へのモチベーションアップに繋がったものと思います。

（全学教育推進機構　共通教育センター）