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    教員の研究紹介!唐代藩鎮体制の分析を通して帝国維持のしくみと滅亡の過程を探る(文学部 新見まどか講師)

    2025年5月30日(金) 研究新着情報 文学部お知らせの一覧

    甲南大学の教員の研究活動をご紹介します!
    研究の魅力や面白さはもちろん、趣味やプライベートについてまとめていますので、ぜひご覧ください!

    今回は、中国史の専門家で、唐・五代期を研究している新見まどか講師にお話をうかがいました。



    About Me ( NIIMI Madoka )
    文学部、歴史文化学科に所属しています。専門は中国史です。
    漢族の国、漢字文化圏の中心というステレオタイプな中国像を払拭し、多民族・多言語・他宗教がまじりあう、躍動感あふれる中国史を描き出す。目から鱗が落ちるような大学の学びを、提供できればと思っています。

    KONAN’s Value
    甲南大学、特に歴史文化学科の学問は、専門的な知識と横断的な知識、その二つを組み合わせた思考力の養成を目指しています。

    専門的な知識とは、自身の興味・関心のある領域に特化した、深く鋭い学びです。この学びを実現するためには、専門書や史料を読解し、他の人にまねできない自分だけの得意分野を見出だす必要があります。

    ただし、特定の分野だけ見ていては、偏見や誤解が生じるおそれがあります。そこで必要なのが、横断的な知識です。本学の歴史文化学科には、日本史・西洋史・アジア史に加え、人文地理学と民俗学が併設されており、1年生のときからこれらを総合的に学びます。そうすることによって、価値観の相対化や広い視野での考察が可能となります。

    実際に、私の中国史の授業では「日本の伝統だと思ってたものが、実は中国発祥だと知って驚いた」「中国的だと思っていた文化が、実は遊牧民由来だとは知らなかった」といった感想を学生からもらうことがあります。これらは、専門的な知識と横断的な知識が組み合わさって初めて得られる知見です。

    甲南大学だからこそできる学びを、ぜひ一緒に体感できればと思います。

    気になる続きは「研究者紹介」にアクセスのうえ、ぜひご覧ください!

    (フロンティア研究推進機構事務室)