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    教員の研究紹介!光を使って物質を操作し、情報処理に役立てる(理工学部 髙吉 慎太郎 准教授)

    2024年12月17日(火) 研究新着情報 理工学部お知らせの一覧

    甲南大学の教員の研究活動をご紹介します!
    研究の魅力や面白さはもちろん、趣味やプライベートについてまとめていますので、ぜひご覧ください!

    今回は、物性理論の専門家で、物性理論/強相関電子系/量子ダイナミクスについて研究している髙吉慎太郎准教授にお話をうかがいました。



    修士課程のときは低温物理学実験をしていましたが、研究を進めるにつれてさまざまな物理現象を引き起こす基礎原理への興味が高まり、博士課程で理論研究に転向しました。博士課程では磁性体(磁石)の模型である量子スピン模型と場の量子論の対応関係を調べるという数理物理に近いような研究をしていましたが、博士取得後は磁性体にレーザーを照射したときのダイナミクスの計算を通して、磁性体をいかに高速に制御するかという「超高速スピントロニクス」分野の研究も行っています。甲南大学に着任する前は、スイスで3年、ドイツで1年半の合計4年半の間、ヨーロッパの研究機関に勤めていました。

    KONAN’s Value
    甲南大学では学生と教員の距離が近く、ゼミやディスカッションを通して、しっかりと意思疎通を図りながら研究・教育を進めています。教員間の連携も緊密で研究室の垣根を越えた交流も多く、物理の境界領域の研究に取り組むことができます。私の専門も、相互作用の強い電子系に光を照射したときの理論であり、光物性と強相関物性の境界領域に位置します。また物理の基礎原理を解明することを目指すとともに、それを社会にどのように利用可能かという応用も視野に入れて研究を進めています。

    Private
    大学時代は茶道部に所属しており、現在でも時折お茶席に入ってお茶とお菓子をいただく機会があります。そのようなこともあって、甘味、特に和菓子が好きで、休日はカフェや和菓子屋さんなどを訪れています。寺社・仏閣巡りも好きで、京都によく遊びに行きます。



    気になる続きは「研究者紹介」にアクセスのうえ、ぜひご覧ください!
                                    (フロンティア研究推進機構事務室)