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    教員の研究紹介!“好き”をシェアすることが、幸福度の向上につながる!(マネジメント創造学部 青木慶 准教授)

    2024年7月25日(木) 研究新着情報 マネジメント創造学部お知らせの一覧

    甲南大学の教員の研究活動をご紹介します!
    研究の魅力や面白さはもちろん、趣味やプライベートについてまとめていますので、ぜひご覧ください!

    今回は、経営学の分野で、企業と消費者の価値共創について研究をしている青木慶准教授にお話をうかがいました。



    大学卒業後、外資系企業で営業やマーケティングの仕事に携わりました。最初の3年間は、営業車に乗って店舗を回ったり、時には店頭で売り場を作ったり、外に出る仕事をしていました。その後マーケティングに移り、自分の担当するブランドを通じて、どのようにお客様にハッピーを届けるかについて、考えを巡らせる日々を送っていました。
    社会人10年目ごろに、もう少し専門性を身につけようと、仕事と並行して、大学院(MBA)に通いました。
    博士課程修了時に、その後のキャリアについて検討し、新しい分野でチャレンジすることを選びました。そうして、17年働いた会社を退職し、大学でのキャリアをスタートさせました。


    近年は、SNSやシェアリングエコノミーのプラットフォームなどを通じて、一般の個人によるアイデアの発信や具現化が活発に行われています。私はこの現象に興味を抱いて、数年にわたり、さまざまな方へのインタビューやアンケートによる調査を実施してきました。そして、自分の知識やアイデアを他の人に共有することは、お金を得る手段になり得るだけでなく、その人自身の幸福度を高めるという結論に至りました。この研究結果をまとめた「スキルシェアのすすめ」という本を出版しました。



    KONAN’s Value
    マネジメント創造学部(CUBE)では、少人数によるプロジェクト型グループ学習を中心に据えて、「自ら学ぶ力」「共に学ぶ力」「自ら考え行動する力」を育成することを目指しています。「地球環境・企業・消費者の三者にとって持続可能なビジネスとは?」というテーマを掲げて、12人のCUBE生と、ハワイでフィールドワークを行いました。

    各グループ、現地でビジネスを営む方や、現地在住の同年代にインタビューをしたり、さまざまな店舗を取材したり、まさに「自ら学ぶ力」「共に学ぶ力」「自ら考え行動する力」を駆使して、フィールドワークならではの情報を収集しました。帰国後は、この成果を踏まえて、企業にアイデア提案を行います。

    学生時代から、実社会における課題を発見し、チームでその解決策を考案するプロセスを踏むことは、将来的に多くの場面で活かせるのではないでしょうか。



    気になる続きは「研究者紹介」にアクセスのうえ、ぜひご覧ください!

    (フロンティア研究推進機構事務室)