皆さんは、プリンが有名な「モロゾフ株式会社」、バウムクーヘンの「株式会社ユーハイム」・・・これらの企業が、神戸のスイーツ企業ということはご存知でしょうか。「神戸スイーツ」という言葉をよく耳にしますが、「神戸スイーツ」ってどんなケーキ・スイーツなのでしょうか。
その特徴は何なのでしょうか。また、なぜ神戸の街にスイーツが根づいているのでしょうか？

ビジネス・イノベーション研究所では、神戸のスイーツ産業を探求・研究するスイーツプロジェクトを推進中です。この研究所の研究成果を学生の教育にも活かすため、今年度から「起業・アントレプレナーシップを学ぶ」（担当：ビジネス・イノベーション研究所長、経営学部　西村順二教授）の講義をスタートしました！

自分で会社を立ち上げる【起業】には、経営者としてのスキルが必要となります。このスキルを具体的に身につけるには、組織全体を見渡して管理する視点と、新規事業を考え出し、実行プランにする視点が重要となります。この講義では、前半は事業開発や製品開発の進め方、そして兵庫県信用保証協会（経営支援部）の支援を受けて新規事業立ち上げの方法（起業に向けての事業計画策定）を学びます。後半は「スイーツ」を題材に、西村順二教授の指導の下、学生自らが実際に製品コンセプトを策定し、スイーツ店に製作を依頼して製品化を行います。
また、10月の実販売に向けて、広告方法と販売促進方法など…広告代理店とコラボでコミュニケーション戦略を検討します。
受講生は甲南大学経営学部、経済学部、マネジメント創造学部の 2 年次生20名のほか、甲南女子大学人間科学部の 3 年次生 10 名です。異なる学部、異なる大学の学生同士が多様な視点から学んでいます。

ある日の講義では、合同でスイーツの開発を行いました。今後、神戸市東灘区や企業（スイーツ店・デザイン広告会社）の支援を受け、今秋には、学生たちの審査で採択されたスイーツが販売される予定です。

スイーツ試作品の試食会

「スイーツプロジェクト」の詳細は以下もチェックしてみてください！
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KONANプレミア・プロジェクト　社会連携推進プロジェクト『神戸スイーツ研究活性化プロジェクト』
（主催：ビジネス・イノベーション研究所）

（フロンティア研究推進機構）