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    教員の研究紹介!“人の命を守る” 医師にも患者にも優しい医療用高分子材料を開発する(フロンティアサイエンス学部 長濱宏治教授)

    2024年3月19日(火) 研究新着情報 フロンティアサイエンス学部お知らせの一覧

    甲南大学の教員の研究活動をご紹介します!
    研究の魅力や面白さはもちろん、趣味やプライベートについてまとめていますので、ぜひご覧ください!

    今回は、高分子化学の専門家で、医療用高分子材料の開発を行う長濱宏治教授にお話をうかがいました。



    専門分野は高分子科化学(医療用高分子)で、人の健康や医療に役立つ研究を行なっています。
    子供の頃から医療に関心がありましたが、クリエイティブ(モノづくり)も好きだったので、分子を自在に操りモノを創る知識とスキルを身につけるため、大学では化学の道に進みました。大学で脂質ナノ粒子の研究をして卒業した後、製薬会社に就職しましたが、その際に配属されたのが営業職(MR)でした。
    MRの経験により、どの医師に診てもらうかによって患者の治療成績が変わるなど、医療格差を実感し、医師のスキルで格差が生まれないようにするにはどうしたらいいのか考えました。
    考えた結果、化学の側面から人の健康を支援して人の命を守り、患者を治療する医師に優しい医療材料の研究開発を行うことを決めました。製薬会社を退職し、研究者になるために大学院に進学、その後フロンティアサイエンス学部に在籍して研究を続ける日々を過ごしています。

    KONAN’s Value
    甲南大学と医療には関連性が深いイメージはないかもしれませんが、化学/ケミストリーの観点から医療に関わることもでき、研究することが可能です。フロンティアサイエンス学部のあるポートアイランドは「神戸医療産業都市」と位置付けられ、日本最大級の医療産業集積地となっています。
    そのため、医療に関わる企業や研究者が周辺に数多く存在し、医療技術を研究開発する上で大きなアドバンテージがある地域です。

    Private
    プライベートで力を入れているのは子育てです。
    4歳と0歳の子供がいるので、研究の時間以外は全て子供と過ごす時間を大切にしています。
    子育てでも教育に興味があるので、化学(科学)に興味を持ってもらえるように英才教育をしています(笑)
    今おすすめの絵本は、国立科学博物館監修の「ぐんぐん考える力を育むよみきかせ かがくのお話25」シリーズです。

    気になる続きは「研究者紹介」にアクセスのうえ、ぜひご覧ください!

    (フロンティア研究推進機構事務室)